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司
もうすでに家には誰もいなかった。 今日は休日か?ああ、土曜日か。
司
は?オレ今なんて言ったんだ? えむに会いたい?ふざけるな。 とりあえず朝食を済ませよう。
司
だらだらと朝食を食べ終わったらもうすでに7時。学校の支度をする時間だが今日はなになくてな。フェニックスワンダーランドも今日は点検らしい。
司
やることがなくまたため息を吐く。
えむ
司
いますぐえむに会いたい。いや、 会わなくてはいけない。
司
スターじゃない。こんな顔。 普段みんなの前ではしない顔。
司
オレに殺される時のえむの顔は──
愛おしいほど狂っていた。
…………
意味もないのに制服で歩いている。 今日は本当に何も無い。
土曜の昼に制服でだらだら歩く男がいるか。ふつうは私服だろ。
司
路地をぬけた先に、ただひとりたっている少女がいた。
司
司
えむ
司
えむ
今日は土曜だよな?なぜえむも 制服なんだ?訳が分からん。
司
えむ
ゾワッ
えむ
司
えむ
大きい声を出してしまったと 自分でもわかった。
司
えむ
…は?オレ、デートと言ったか?
司
えむ
えむ
司
えむ
この笑顔のえむは今日見る夢でまたリセットされるんだな。
司
えむ
司
えむ
司
えむ
行くあてもなくただ歩くこの道はやけに光ってるように見えた。