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コメント
2件
優しい
わあ…第2話、めちゃくちゃ沁みました…。雨の日の体調不良を隠しながら仕事を完璧にこなす北斗と、それを見抜いて強引にでも面倒を見る樹の距離感、本当に尊いです。冷たいジェルシートと温かいホットアイマスクの対比が樹の細やかな優しさを表していて、じーんと来ました。幼馴染のこういう「何も言わなくても分かってる」感じ、大好きです…続きが気になります🌙
ほくじゅりです
START
その日は朝からひどい大雨だった
低気圧のせいか、俺は朝からずっと頭を金槌で叩かれているような激しい頭痛と、酷いだるさに襲われていた
それでも、周囲に心配をかけまいとカメラの前では完璧に仕事をこなした
樹
全てのスケジュールが終わり、夜遅くに事務所の送迎車が樹と俺のマンションの前に停まる
車から降りた瞬間、冷たい夜風と雨の匂いが混ざり合い、俺の視界がぐにゃりと歪んだ
北斗
激しいめまいに襲われ、俺はその場に崩れ落ちそうになる
ドサリと膝をつく直前、強い力でその腕が引き上げられた
樹
樹
呆れたような、でもひどく心配そうな声
見上げると、傘を差した樹が真剣な顔でこちらを見下ろしていた
北斗
樹
樹
図星だった
俺が小さく唇を噛むと、樹はため息をつきながら、俺の荷物を自分の肩にかけた
樹
樹
北斗
樹
樹は俺の肩をガシッと支え、半ば強引に自分の部屋へと連れて行った
部屋に入ると、樹は俺をそのままリビングの大きなソファに横たわらせた
樹
樹の大きめのスウェットを貸してもらい、すっぽりと包まれる
いつもはツンとしている俺も、今は頭痛とだるさの限界で、されるがままになっていた
樹
北斗
ソファに丸まり、クッションに顔を埋めながら、俺は消え入りそうな声で本音を漏らした
樹の前だからこそ、張り詰めていた糸が切れてしまった
樹
樹はそう言って、冷たいジェルシートを俺の額に優しく貼ってくれた
さらに、あらかじめ温めておいたホットアイマスクをそっと目元に乗せる
視界が遮られ、じんわりとした温かさが広がると、俺の身体から自然と余計な力が抜けていった
樹
北斗
樹
キッチンへ向かう樹の足音を聞きながら、俺はクッションをぎゅっと抱きしめた
雨の日は大嫌いだけど、こうして自分を容赦なく甘やかしてくれる幼馴染のような相棒がいることだけは、悪くないなと思えた
♡ 💬 待 っ て ま す ⌒ ♪
Sola
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