嫌われ者な梅雨

この世界には季節や物などに数多くの 精霊がいる。

精霊は人や仲間に嫌われるほど 薄れていき、いずれ消えてしまう。

精霊によって能力が違う。

花の精霊ならどんな花でもスクスクと 育てられたり、増やしたりできる。

風の精霊だと竜巻や春風など風に関することをおこすことができる。

精霊。だけではなくその多くの精霊達を大まかにまとめたことを意味する精霊は 精霊王という。

このお話はそんな精霊達が出てきます。

僕は梅雨の精霊。 水の精霊王についている。

けど僕は嫌われている。 仲間からも人からも、みんなから。

ごめんなさい、僕のせいでごめんなさい

来年にはきっと消えるから許して…。

来年の5月

沖縄県ではまだ梅雨入りが されていません。 5月○日までにしなければ役△十年 ぶりに○△日遅く梅雨入りしたことになります。 次のニュースは………。

１ヶ月後

沖縄県は未だに梅雨入りしていません。 気象庁はこれは異常気象だと………。 専門家も取り上げています。