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テラーノベル(Teller Novel)

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月雫

えー、申し訳ありませんでした

月雫

いやさ、8/29に書き終わったんだけど

月雫

9/1からテストだし、アプリのアプデ来て本垢開けないし

月雫

という最悪な状態だったんです!

月雫

ってことでとりあえずどぞ!(切り替えの速さピカイチ)

あてんしょんぷりーず ・キャラ崩壊注意 ・微恋愛要素(まじの『微』) ・魔法パロ ・自己考察あり ・初兎ちゃんがサブキャラ的な存在で出てきます ・地雷の方々はここでさよならです。 ・設定要素が多いので理解してから先にお進みください ・1話はいむくんメインです。 ・歌詞を大きく変えてる部分または飛ばしている部分があります。ご注意ください。 ・なんかある漫画に似てるような気はしますがパクリたかったわけではございませんので。曲の雰囲気と流れの雰囲気が似てしまっただけです。赦してください。

【設定要素】 ・「アリス」という地球によく似た星の「ルナ」という日本によく似た国が舞台 ・アリスでは魔法が使えるものは必ず「ツキノミヤ」と呼ばれる学校に6歳から18歳まで通わなければいけない ・「ザリア」と呼ばれる魔力を持った者にしか見えない魔物らしきものが存在している ・一般市民は魔術師やザリアの存在を知らない ・「リート」は正規の魔術師を指し、「ランビ」はツキノミヤを卒業しなかった(中退した)者や魔術界から追放された魔術師を指す ・魔術師の等級はE、D、C、B、A、A +、Sで、ザリアの等級も同じ ・S級魔術師は5人しかいない

登場人物紹介 ・イフ・シャントーリ♂(16) S級魔術師のうちの1人。魔術師最強と呼ばれる。ホトケと幼馴染であり、たった1人の親友 ・ホトケ・アークメイジ♂(16) A級魔術師のうちの1人。イフと幼馴染であり親友。 ・ショウ♂(推定:7) 幼い頃からザリアが見えていたため不可解な死(ザリアによる攻撃を受けた結果の死)はショウのせいだと思われてきた。そのせいで地下牢に閉じ込められ虐められていた。名前がなかったため、ホトケにつけてもらった

歌詞

心の声

あなたはそれを理解している。 あなたはどこへだって行ける。 あなたは不正解を選んでいる。 ここに地獄はない。 あなたには住みかも、食べ物も、正しい気候も、選択することもすべて与えられている。 あなたはそれを理解している。 あなたは錯覚をしている。 あなたはそれを理解している。 あなたはその上で理解できない。 ここに地獄はない。 サードパーソンが遠のく。 間近で見えていたわたしの 頭から視点が離れていく。 離れていくわたしの 頭の周りに何があったか だんだんとわかっていく。 わたしの姿は どんどん小さく なっていく。 わたしが小さく  なっていく度に 視界が広く なっていく。 わたしは どんどん 小さく なっていく。

ホトケ

イフくん!

……

ホトケ

…聞こえてない…

日々を磨り潰していく  貴方との時間は

ホトケ

もう…許してあげないよ…

簡単なことじゃ  許せないくらいに

ホトケ

…最強か

ホトケ

君は1人で突っ走っていくんだろうね

ホトケ

連れて行って

おかしくなってしまった

ホトケ

なんて言えるはずもないけど

安心したいだけの口先だけじゃ

いや

いや

いや

ホトケ!新しい魔法が使えるようになった!

ホトケ

…そっか、良かったね

どこまでも単純だ

…やっぱり、君の隣にはいれない

ここまでと悟った

…?どうした?

ホトケ

…ううん、なんでもない

ホトケ

はぁはぁはぁ…

ホトケ

このザリアはS級か…

ホトケ

カハッ(吐血する)

誰か))

誰かぁ助けてェェェ

ホトケ

悲鳴だ…一般人がいる…

ホトケ

いかなきゃ…

ホトケ

ウッ…(立ち上がろうとしたが足の痛みで立てず)

ホトケ

骨が折れてる…

座り込んで  もう歩けなくなる

ホトケ

でも…

誰か))

キャァァァァァ
(…あたり一面に紅い血の花が咲き乱れた)

ホトケ

…あーあ…

ホトケ

見殺しにしちゃった…

ホトケ

これで何人目…?

最初だけじゃないなら  際限もないならば

俺らは最強だよな!

ホトケ

…やっぱり僕は最強じゃない

どこへだって 行けるはずさ

「なんで助けてくれなかったの?」

「なんで見殺しにしたの?」

「なんで」

「なんで」

「なんで」

「なんで」

「なんで」

遠くへ遠くへ

ホトケ

はぁはぁ、夢…か

ホトケ

ポロポロ

水の味を覚え

ホトケ

散歩しよっかな

街路に目が眩み

ホトケ

夜でも賑やか…

ホトケ

なんで僕らだけがこんなに頑張らなきゃいけないんだろう…

夜を越えてしまう

ホトケ

…あ、でもイフくんは最強…だから

遠くへ遠くへ

ホトケ

傷一つなくS級でも倒せるもんね

動けない僕のことを忘れて

ホトケ

僕がイフくんになれたら最強になれたのかな…

ホトケ

最強ってどういう気持ちなんだろう

知らないを知りたかった

ホトケ

でも、僕はイフくんじゃないし、僕は最強じゃない

知り得ることはなかった

ホトケ

なんで一般人の為に僕らが戦わなきゃいけないんだろう

水圧で動けなくなっていく

ホトケ

イフくんと、ザリアなんて気にせずに生きていけたら良かったな

また蝶の夢を見る

ホトケ

この世界を好きになれば

好きになりたかったんだ

ホトケ

こんな気持ちも抱くことなかったんだろうな…

好きになれなかったんだ

ホトケ

一般人なんていなければいいのに

「正しい」を理想としていたら

…ホトケ…?

ホトケ

あッ、イフくん…

ホトケ

サッ…

手が届かない

置いてかれた

ホトケ

…もう、無理だよ

追いつけなくなったんだ

ホトケ

ばいばい、最強くん

ホトケ

意外と何の感情もないんだな

当たり前に過ぎてく はずだった時間は

ホトケ

人を殺すときって

何十年とも 感じるほど長く

ホトケ

まずは、この子の保護からかな…

ホトケ

ザリアのせいなのになんでこの子(=ショウ)を虐めるかな…

眠りすぎた頭痛で 這い出してきた僕は

ホトケ

僕にはもう…この道しかない

どこにももう行けやしないから

ホトケ!

ホトケ

わっ、久しぶり〜!

どこまでも純情だ それでしかなかった

お前なんで…

ホトケ

なんでって…?

ホトケ

うーん…ただ憎かった…

ホトケ

それだけ!

飾らないで 分かち合いから

…ホトケは一般人を殺した罪でランビと認定されて見つかり次第処刑されることになっている

ホトケ

へぇ〜そうなんだ

お前は俺と一緒に一般人のために強くなって生きやすい世界にするんじゃなかったのかよ‼︎

ホトケ

それはイフくんだから許されるの

ホトケ

僕に生きる価値はない、誰も信頼ができない

ホトケ

だから、違う道を選んだ

…お前にはここで死んでもらう

ホトケ

えー、できないでしょ?イフくんには

ホトケ

ばいばい、また会える日まで

貴方の影が眩む 見失ってしまった

…グッ…

また眠れない 夜になっていく

「どうしたいの?」

なんて問えば

ホトケ

「どうもしない」

なんて返す

嘘…つかれてる

ニコッ…

君にはもう何も教えないの (貴方はもう何も教えてくれないの)

一緒夜ご飯いこ!

ホトケ

あ、ごめん、もう食べた

今日食べた食事も

どっか遊び行こー!

ホトケ

あ、ごめん、用事ある

行きたい場所さえも

なにしたい?

ホトケ

えー、イフくんは?

何にも どれをとってもわからないように (どれをとってもわからないだけだ)

ホトケ

最強くん、僕はね

ホトケ

「貴方の横顔を見て引け目を感じてしまった」

ホトケ

一般人がいなくなったら僕は救われるかな

救われたいとだけ喚く僕は

ホトケ

ショウの為にも成功させなきゃ

きっともう我楽多だ

ホトケ

あーでもやっぱりだめか

ホトケ

ま、そりゃ、理想ばかり追い求めたら、ね

思想犯はもうやめた

ホトケ

もう、この世界には諦めるしかないのかな

「分かれない」を悟っていた

ホトケ

あー、ゴボッ、全力で殺しにくるじゃん…

ホトケ

なんか表立ってしたらこうなるとはわかってたけどね…w

咳をするたびに紅い花が散っていく

ホトケ

ショウは大丈夫かな…

トットットットッ…

ホトケ

あぁ、やっぱり君が来たんだね

ホトケ

イフくん

ホトケ

あ、ショウは助けてやってくれないかな

ホトケ

あの子は何も悪くないから

ホトケ

…ねぇ、イフくん?聞こえてる?

座り込んだ僕に覆い被さった彼の目から

温かい雨が降った

月雫

えー、1話終わりです

月雫

何故か2話完結にしてしまったので明日投稿します(制限時間の関係より)

月雫

許してください

月雫

ではおつるなー

【曲パロ】命ばっかり&晴天を穿つ【青水】【水青】【魔法パロ】【しろる。様コンテスト作品】

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