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リユ
(あー…疲れた……)
リユ
(少し休んでから聖葵のこと、なにか調べるか……)
そんなことをベットに仰向けになりながら考えていた
ﾌﾟﾙﾙﾙ
スマホから着信音がした 僕はスマホの画面を見て1度ため息をついた
リユ
上のやつらか…なんなんだよ…めんどくさい
リユ
『はい、もしもし？リユです』
電話の内容は「今すぐ本部に来い」 面倒臭いなと思いつつ僕は渋々準備をし始めた
本部に着くと直ぐに会議室に通された
まぁ、ここまではいつものこと
リユ
で、なんで僕を呼んだの？
上層部
はぁ…お前は自分の立場をわかってないようだな？
リユ
え、逆になんで"歳下"に敬語を使わなきゃ行けないの？
上層部
はっ、都合のいい体だな
リユ
そりゃどうも
それより早く要件言ってくれない？
僕も暇じゃないんだ
それより早く要件言ってくれない？
僕も暇じゃないんだ
上層部
分かったよ
そいつは1度間を開けてから再び口を開いた
上層部
修羅魏 聖葵について…何か知っているか？
リユ
…
リユ
なんで急にそんなこと
上層部
少し前から連絡がつかないんだ
任務の連絡を入れても反応がない
任務の連絡を入れても反応がない
上層部
あいつは真面目な奴だから無視なんてことはないと思うんだが…
リユ
さぁ？体調でも崩したんじゃ？
上層部
…お前、やっぱり何か知ってるな？
僕を睨みながらそう訪ねてきた
リユ
そりゃあの子は僕の元教え子だからね
貴方よりはあの子のこと知ってるよ
貴方よりはあの子のこと知ってるよ
上層部
てめぇ…舐めてんのか…？！
リユ
あー、ハイハイわーってますよ
聖葵に連絡がつかない理由でしょ？
聖葵に連絡がつかない理由でしょ？
リユ
てか、そんなこと知って何になる？
上層部
それはっ…
リユ
どうせ修羅魏家の当主様に言われたんでしょ？
リユ
あの人は聖葵のこと道具のようにあつかってる
リユ
だから教えることは出来ない
すると誰かが部屋に入ってきた
修羅魏 蒼
ハッ、やはり教えてはくれぬか
正体は修羅魏家当主、修羅魏 蒼(しゅうらぎ あお)
リユ
…何しに来たんすか
修羅魏 蒼
お？俺には敬語か
怖いのか？
怖いのか？
リユ
違いますよ…
生徒の保護者に敬語を使う
生徒の保護者に敬語を使う
リユ
当たり前のことでしょ？
修羅魏 蒼
そうか、それは言い訳なのか事実なのか…
修羅魏 蒼
で、俺が何を言いたいかわかるよな？
リユ
どうせさっきの話聞いてたんですよね？
リユ
聖葵のことでしょ？
修羅魏 蒼
その通り
リユ
何度も言うけど言わないからね
修羅魏 蒼
なぜだ、俺はあいつの実の父親だぞ？
リユ
でも、素直にならなきゃ
修羅魏 蒼
…は？
リユ
じゃ、そろそろ時間なので
僕はそういうと部屋を去ろうとした
修羅魏 蒼
…はっ、最強だからって舐めた真似してると
痛い目見るぞ
痛い目見るぞ
リユ
…っ
扉を開く手が止まる
過去の記憶が
蘇る
上層部
あぁ、そういえばリユって…
修羅魏 蒼
あぁ、生き残りさ
リユ
…なにか文句でも？
修羅魏 蒼
…そうだな、こうしよう
修羅魏 蒼
お前が聖葵のことを教えてくれれば
俺からはお前の情報を誰にも伝えない
俺からはお前の情報を誰にも伝えない
修羅魏 蒼
そして、この件についてもし誰かしらが死刑になる場合が出てきたら…
修羅魏 蒼
お前の仲間は絶対に死刑にはさせない
修羅魏 蒼
どうだ？
リユ
……
リユ
…わかっ……た
リユ
絶対守ってくださいね、その約束
修羅魏 蒼
勿論
式神 榎戸
なるほど…まぁでも
死刑とか起こさないために上に報告しなかったから…
いいの…かな？
死刑とか起こさないために上に報告しなかったから…
いいの…かな？
修羅魏 アスカ
そうだねー、お父様約束は守るし
柊 莉桜
なら、聖葵さんが見つかる可能性も高くなったってことだよな…？
リユ
まぁ、多分
吹嵐 咲希
なら良かった…のかな？
ラト･フラノアル
ふわふわだね〜
式神 榎戸
じゃあ…まぁ別に特に問題はないってことか……
むしろ良かったというか…
むしろ良かったというか…
ディザイア
微妙だけど…
ポジティブに考えましょ
ポジティブに考えましょ
燕 真琴
そっすね〜
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