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和樹
相良
時は6月
気づけばあの日から約二ヶ月
俺らは雨の中、遅刻寸前で正門を通った
相良
あの後いくつかの部活を見学した末、美術部に入ることを決断した
理由として、特別美術部が良かったというより、他の部活があまり俺にあってなかったのが大きい
和樹
相良
明晰夢については、あれ以来時たま見るようになった
その内の半分くらいは、ヒメがいる"あの夢"だ
相良
和樹
相良
あっ！そうそう
なぜか知らないけど、和樹も俺も同じの美術部入ったんだよね
やっと学校にも慣れてきて、何も無い日常が俺の中で当たり前になりつつあった
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