姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
詞葉は真剣な目で私を見つめる
覚悟を決めた目だ
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
詞葉は血を吐きながら私に手を重ねる
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
詞葉の手にはエメラルド、
そして、私の周りにはキラキラと緑色の輝きが纏い、傷が治っていく
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
次は淡い水色の玉髄
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
そして詞葉の周りに椿の花が咲き乱れた
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
詞葉の口から更に血が流れ椿の花にポタポタと落ちる
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
詞葉は私の頬に触れて私の瞳をじっと見つめた
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
「まだ戦える者はワープゲートを潜り、緑谷出久と応戦せよ」
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
連絡用のイヤモニから塚内さんの指示が聞こえる
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
私の後ろに、ワープゲートが出現する
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
そういうと詞葉は私をワープゲートの方へと突き飛ばした
冬月 雪梨(フユツキ ユキナ)
そうして私はワープゲートを潜って出久くんの元へ向かったのだった
詞葉side
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
最後の力を振り絞って雪梨をワープゲートに突き飛ばした後、
私は地面に寝そべりながら曇った空を見上げていた
血に染った椿に囲まれて寝る姿は、傍から見たら「死」を連想させるだろう
でも、戦いが終わるまでは、意識を保たないといけない
死んだら雪梨に付与した個性が消えるから
ひーちゃんや燈矢はどうなってるのだろうか
オールフォーワンは倒されたのだろうか
次々と気になることが浮かんでくる
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
曇った空を見つめる
身体中に激しい痛みが走ってるはずなのに、今はもうあまり感じない
だけど、人生で1番清々しい気分なのは
きっと、本当の気持ちと向き合えたから
姫田 詞葉(ヒメタ コトハ)
私はまた、ヒーローを好きになれそうだ
だって雪梨がきっと証明してくれるから
時が来るまで、私は心の中で雪梨にエールを送った
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主