すりごま
すりごま
すりごま
すりごま
五条先生
伏黒恵
五条先生
伏黒恵
五条先生
そんなの、隠してることしかない。 けれど、言えなくさせてるのは先生。 だから、言ってはいけないんだろう。
伏黒恵
目がまわる。頭が痛い。 思わず、倒れ込みそうになる。
五条先生
伏黒恵
そう言って先生から遠ざかろうとする。絶対に熱があるからだ。
五条先生
伏黒恵
俺は水買っていくので、という。 これ以上いるとなにか詮索されそうだ。それは困る。
五条先生
伏黒恵
何もないわけがない。これから虎杖は優しく看病されるのだろう。 ぐるぐると負の感情が巡る。
伏黒恵
あまりの辛さに玄関に座りこむ。
伏黒恵
早く寝てしまいたい。 もう、聞きたくない___。
伏黒恵
津美紀___。
そう、心の中で語りかける。
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
同級生が増えたからだろうな。
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
そう呼ぶ声に負の感情が混ざり始める。
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
いらないもの。
いつか、いらない、って捨てらるん
伏黒恵
そんな言葉は、誰にも聞かれることなく、部屋に木霊すだけだった____。
その少し後、虎杖の部屋では__。
五条先生
虎杖が起き上がる。
虎杖
五条先生
虎杖
五条先生
虎杖
五条先生
虎杖
五条先生
五条先生
虎杖
虎杖
五条先生
虎杖
五条先生
虎杖
虎杖
五条先生
五条先生
虎杖
虎杖
五条先生
五条先生
よいしょっと、と言いながら五条が腰を上げる。
虎杖
五条先生
虎杖
虎杖
五条先生
五条、退出。
寮の部屋は、壁が薄い。
そんなことは前から知っていた。
前から不便だと思ったことはあった。
でも、今日ほどこの部屋が嫌になったことはなかった。
もう嫌だ、逃げだしてしまいたい。
でも、どうやって逃げる?
逃げられるわけがない。
伏黒恵
鵺を使う?
五条先生に残穢を追われておしまいだ。
逃げれるわけがない。
逃げたら本当に、本当に捨てられるかもしれない。
ちがう。俺はそんなことをしたいんじゃない。
ただ、側にいてほしいだけだ。
でも、何も言わせないのなら、俺となんていたくないのだろう。
じゃあ、なんで気遣ってくれたんだ?
社交辞令なんて言うタチじゃないだろう。
なら、気付いて。気付いてほしい。
そう考えていたときだった
五条先生
そう言われたあとにガチャリ、と扉が開いた____
すりごま
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伏黒恵
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伏黒恵
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伏黒恵
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伏黒恵
すりごま
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伏黒恵
すりごま
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コメント
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