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飴谷
ぺりぽらぷぃーん(？)
嗚呼
このまま
現実から目を逸らせば
どんなに楽しいだろう
どんなに楽だろう
病院という
監獄が無ければ
どんな人生を送れただろう
私が
私自身が
生きていなければ
皆は幸せになっていただろう＿＿＿
こっち来んな!!伝染るだろ!!
哀れな子…
あの子!噂の気持ち悪い子だぁｯ!!
あの子とは関わっちゃ駄目よ
どうして
私が何をしたって言うの
貴方達に嫌われるようなことした？
内面を見るべきって言ってるのに
結局は
謖∫羅繧螟冶ｦ九〒
判断するんだ
気持ち悪いのはどっちだよ
貴方達は
私を苦しめて
何がしたいの＿＿＿
こっちへおいで
何
貴方は誰
どうせ私を苦しめようとするんでしょ
やめてよ
もう勘弁して
心配だよね…
でも大丈夫よっ！
有栖とごちごちで
ハートをケアしてあげる！
だから安心して
目を覚ましていいのよ
ﾊﾟﾁ
宙
…ぁ、
物述
あー！起きたのねっ！！
宇志海
ありすおねーちゃんすごい！！
物述
ふふ、ごちごちありがと〜！
宙
…？
宙
あの
宙
状況が全く飲み込めないのですが…
物述
なるほどねっ！
物述
私は物述有栖！
宇志海
宇志海いちごだぜ！
物述
たまきも居たんだけど…
宇志海
いなくなっちゃったな…
宙
たまき…？猫のことですか？
物述
嗚呼！宙は知ってるのね！
宙
はい、よく庭で見かけてて
宙
というか名前…
宇志海
のらねこのおねーちゃんがいってた〜
宙
たまきぃ…
物述
それはそうと貴方
物述
知ってしまったかしら？
宙
…前々から気づく要素はあったんです
宙
それに私が気付かないふりをしていただけ
宙
物分りが良かったら
宙
私はもう…ｯ
宇志海
…なみだふいてあげる
宙
…ありがといちごちゃん
宇志海
おやすいごようだぜ！
物述
…そうね
物述
貴方の言う通り
物述
気づかない方が楽でしょう
物述
ごちごちも有栖も
物述
本当はあそこに居たのよ
宙
…えっ？
物述
驚くのは当然よね
物述
あそこに居たのは10年くらい前
物述
ぴーちゃんは覚えてると思うわ
物述
ぴーちゃん、元気にしてる？
宙
ぴーちゃん…？
宇志海
がくおにーちゃんのことだぜ！！
宙
あぁ、伏見先生
宙
元気ですよ
宙
明るくって凄い元気貰えます
物述
そう…良かったわ
物述
私、長くは生きられなくって
物述
夢に迷い込んだのよ
宙
てことは…
宙
ここって夢…？
物述
ふふ、当たり！
物述
ここで提案があるの
宙
…？
宙
なんでしょう
物述
貴方も
物述
ここで一生を終えない？
彼女の
柔らかい笑みには
辛い過去の経験が
隠されているなんて
今の私は
知る由もなかった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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