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私は今までの行動すべてを反省してる
でも、理解はしてほしい
私の痛みを
莉央
莉央
莉央
莉愛
ママ
ママ
この一言ではじまった私の人生
莉央と出会ったのは、 私と莉央が5歳の頃
もう、私のパパとは離婚した後だった
それはそうだろう
だって、薬物をやってしまったのだから、警察に捕まるのは当たり前
万が一、出てこられたとしても
一度薬物をやってしまったのだ
流石に一緒には暮らせない
ママは小さな子供をほっておけず、 拾うことにした
ママ
もちろん、莉央がいてもいなくても 親から愛はもらってた
でも、減ってしまったのは事実
一度愛を知ってしまったなら
必要以上の愛を知ってしまったなら
人はどうすると思う?
それは…
それ以上の愛を求める
少なくとも私はそうなった
私と莉央は少しだけ年齢の差があり 先に祝われるは莉央だった
年齢の差は一ヶ月
一ヶ月で誕生日の準備をしなきゃいけない
まとめて私と莉央の誕プレを用意すればいいだけの問題だが
ママはめんどくさがりだから、 まとめてすることはないと あらかじめ知っていた
その上、一度すごい誕プレを用意してしまったら、次の誕プレは雑になる
私の誕プレは毎回莉央より雑だった
学校に行ってもだめだった
モブ
モブ
モブ
モブ
莉央
莉央
莉愛
分かってる
でも、愛で溢れてた生活から急にこの生活
誰のせいって、私のせい
そんなの分かってる
わかってたんだよ
血がつながってもいないのに、家族になって、半分以上の愛を奪われた
自分の実力で取り返せばいいだけだけど、そんなの無理だった
どんなに頑張っても、90点
運動も勉強も
実力じゃ無理だって、わかった瞬間
思いついたんだ
私が人を幸せにしてあげるんだって
まずは、親に協力を頼んだ
でも、
ママ
ママ
莉愛
パパ
莉愛
だめだった
まだ、私には人を幸せにできなかった
辛くて、悔しくて
小さな悪に手を出そうとした
莉愛
モブヤンキー
莉愛
もちろん
この伝え方では、断られるのも当然
モブヤンキー
莉愛
莉愛
莉央
モブヤンキー
莉央
莉央
莉愛
嫌いで憎んだあいつに 助けられてしまった
これから、幸せにさせるはずのあいつに
莉愛
莉央
莉愛
莉愛
莉央
私は必死に学校の友達を味方につけた
それも、莉央たちを幸せにするため
莉央が私を虐めてるとデマを流した
みんなはまんまと引っかかってくれた
親にもう一度頼み事をしたけど、 当然断られた
だから
無理矢理受け入れさせて 莉央を虐めた
私は計画がうまく進んで、嬉しかった
みんなを幸せにできるって
そしたら
姉の莉央は反社の幹部になってしまっていた
何度も諦めかけた
もう幸せにはできないのかって
辛くて悔しくて
だから
私も反社になった
反社なのに、みんな優しい人ばっかりで
騙されやすい心の綺麗な人たちだった
私はそんな人達を騙して使った
莉央を幸せにするためだけに
もう私が居ないという事実で両親は とてつもない開放感を味わっているだろう
だから、幸せにする人は後莉央だけだった
最終的に両親は死んでしまったけど
後悔はない
だって
溢れるほどの愛を
あげることも
もらうことも
できたから
end
主
莉愛
主
莉央
主
主
主
莉愛
莉央