テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#二次創作
22
苛立ちを抑えられぬまま席に戻り、迎えた第四回戦。 シェインと、パト軍団の一人「ハク」の戦い。 反物質と時空支配のぶつかり合い。 一見時を止めれるハクが有利なように見えるが、シェインの師匠は父さんだ、しかもシェインは地球防衛軍第一部隊副隊長。
途中までは、たしかにシェインが優勢だった。けど。 自然支配を持つハクが盤面に霧を張り、シェインが無造作に反物質を打てなくなってから状況が変わった。
律花
ハクの技であろう、時空の結界に閉じ込められるシェイン。 ろくに威力を出せていない様子だ、きっと余計な物質を排除した空間なんだろう、そのなかじゃシェインもろくに威力が出せない。
シェイン・ヴァイス
律花
シェインが三年前、その「反物質眼(アンチマティ)」という視界に入った物全てを反物質に変えてしまう眼のせいで、敵味方関係なく「溶かして」しまったことも
それのせいで心を病んで、でも、今こうやって立ち直ってることも
律花
知って尚、お前を家族と呼んでいるんだ。
律花
弾かれるように席を立ち、そのまま司会者の居る舞台まで走り行く
途中で、別の場所から走ってきた父さんと合流した
律花
そう心の内でキレながらも司会席にたどり着く。 そのころにはスクリーンに映るシェインの眼は、真っ赤に染まっていた。
律花
そう呟く私の横を、綺麗な緑が駆け抜けた
白鳳
シェインの代わりに司会を務めていた力王からマイクを奪い取り、マイクに向け叫ぶ父さん
白鳳
律花
その声を聞いたシェインは目を見開いたあと、なにかをつぶやいたようだった。 目を閉じ、もう一度開いたあと。 そこに迷いはなかった
シェイン・ヴァイス
シェインの片腕が時空の結界を破る
律花
白鳳
勝て!!シェイン/ハク!!!
遠くから、ハクを応援するパトくんの声が聞こえた
そうして、最後の力を振り絞ったシェインの反物質と、ハクが最後まで隠していた「混沌支配」のぶつかり合いは、混沌支配の勝利で終わった。
試合後、シェインが運ばれた医務室。 誰が何を言わずとも、そこに集っていたのは、月詠家だった
律花
琴葉
琴歌
律花
白鳳
シェイン・ヴァイス
ガラガラと勢いよく開く扉。 中には、眼に包帯を巻いてこっちを向いているシェインがいた
律花
シェイン・ヴァイス
律花
シェイン・ヴァイス
嘆くシェインを見ながら医務室に入っていく
白鳳
シェイン・ヴァイス
琴葉
シェイン・ヴァイス
琴歌
琴葉
律花
白鳳
琴葉
律花
私が父さんの頭をはたき、母さんが父さんのお腹をつねる。 よくあったなつねるとこ。ほとんど筋肉だろうに
シェイン・ヴァイス
白鳳
律花
シェイン・ヴァイス
白鳳
…全く、口下手なんだよ馬鹿
白鳳
シェイン・ヴァイス
白鳳
シェイン・ヴァイス
律花
白鳳
シェイン・ヴァイス
何故か敬語になっていたが、シェインは大人しく包帯を外し、目を閉じていた。 この分なら改理の魔眼の能力封印はいらないかな
シェイン・ヴァイス
白鳳
シェイン・ヴァイス
白鳳
律花
シェイン・ヴァイス
白鳳
ふわりとシェインが目を開ける。その顔には、眼鏡が掛かっていた。 リオさんがつくった、シェインが今までつけていたサングラスと同じ、「反物質眼(アンチマティ)」の力を抑制する特性メガネだ
シェイン・ヴァイス
白鳳
律花
白鳳
シェイン・ヴァイス
白鳳
律花
三、四、五、六と昔に遡っていく記憶
白鳳
シェイン・ヴァイス
白鳳
シェイン・ヴァイス
琴葉
白鳳
シェインは泣いていた。 あーまったく、無愛想不器用口下手父さんを身内に持つと苦労するね、全く
余談
シェイン・ヴァイス
律花
シェイン・ヴァイス
律花
シェイン・ヴァイス
律花
シェイン・ヴァイス
律花
シェイン・ヴァイス
コメント
1件
第13話、読み終わりました。戦闘シーンの迫力もさることながら、白鳳さんの「大っ嫌いだ」からの本音がもう…!口下手なのにああいう形でしか愛情を表現できない不器用さ、グッときました。そして6年越しの眼鏡のサプライズ、泣けますね。律花のツッコミも絶妙で、月詠家の温度感がとても好きです。シェインが「愛されたい」って叫んだシーン、あれが全部の伏線回収になってて綺麗だったなあ。