テラーノベル
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リビングの空気は、まだほんのり熱っぽさが残っていた
顔を真っ赤にしたまま、麗央はソファにぺたりと座り込み、ぐったり肩を落とす
麗央
力なくつぶやきながら、両膝を抱えて顔をうずめる麗央
零斗は吹き出しそうになりながら、頭を軽くぽんと叩いた
零斗
朔矢も笑いながら頬を軽くつつき、
朔矢
龍牙はクスッとしつつ、少し距離をとって座り、
龍牙
蓮は苦笑しながら、肩にタオルをかけてやり、
蓮
麗央はぷいっと顔をそらすけど、タオルに包まれる安心感にほっとして
麗央
4人の視線は、呆れ半分・愛しさ半分で、結局は甘やかすように麗央に注がれていた
リビングのソファで丸くなり、麗央は深く息を吐いて目を閉じる
罰ゲームの疲れが全身を包み込み、自然とまどろむ夕寝の時間
夢の中――
麗央は薄暗い空間に立っていた
周りには、いつも優しいはずの蓮、朔矢、零斗、龍牙の姿がある
しかし、みんなの目は冷たく、口元は微かに笑っているようで、でもその笑いは麗央を拒むものに感じられた
麗央
小さく震える声が、虚空に消えていく
麗央の胸はぎゅっと締め付けられ、涙が自然と頬を伝った
零斗は腕を組んで背を向ける
朔矢の笑顔は嘲るように見え、龍牙は冷静に距離を置き、蓮は黙って麗央を見下ろしていた
麗央
嗚咽混じりに手を握りしめるが、誰も近づいてくれない
その孤独感に、麗央の小さな体は震え、涙が次々とこぼれる
麗央
小さな声で繰り返しながら、麗央は夢の中で泣き続ける
現実のソファの上でも、ほんのり震える肩と、かすかに漏れるすすり泣きの音が、夢の中の悲しみと重なっていた
まだ目は閉じたまま
麗央の胸は苦しく、涙は止まらない
誰かに抱きしめてほしい――そんな気持ちだけが、揺れる心に溢れていた
麗央の肩が小さく震え、かすかにすすり泣く声がリビングに響く
蓮が眉をひそめ、そっと近づく
蓮
低く落ち着いた声に、麗央の目が半分開き、涙でぐしょぐしょになった顔が映る
零斗もすぐ横に座り、膝に手を置いて優しく触れる
零斗
朔矢はにこやかに顔を覗き込み、肩を抱き寄せる
朔矢
龍牙もそっと麗央の背中を撫で、まるで赤ちゃんをあやすように柔らかい声で囁く
龍牙
麗央はまだ涙をぽろぽろこぼしながら、声を震わせて小さく言った
麗央
零斗がくすぐったそうに笑いながら、膝に抱き上げる
零斗
そのまま麗央は顔を埋め、甘えて身を預ける
小さな手で零斗の胸をぎゅっと掴み、涙混じりにすすり泣く
蓮は優しく髪を撫で、朔矢は笑顔で囁く
朔矢
龍牙もそっと抱き寄せ、4人がそれぞれまるで赤ちゃんをあやすように麗央を包み込む
零斗
蓮
麗央は目を閉じ、胸の中で小さくぐずぐずと甘える
体は力が抜け、安心感と甘さに包まれ、まるで赤ちゃんのように無防備だった
麗央
震える声で呟き、再びそっと眠りに落ちていく麗央を、4人は温かい眼差しで見守り続けた
なんかさ、私が受けの泣き顔好きなせいか麗央いつも泣いてる気がする笑
まあ、いっか👍
♡とコメントお願い🤲
てかさ、どうやって完結まで持ってけばいいか全然分かんない
どうしよ😨
コメント
18件
完結なんて、、、、 考えなくて良いんですよ? (永遠と見たい)
最高すぎてずーっとニタニタしてる笑
おれもれおくん泣かせたいゾ🌚