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私の彼女は世界一可愛い　。

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私の彼女は世界一可愛い　。

第1話 - 1　.

47

2022年12月27日

#百合

#創作

疾瀬尊

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47

疾瀬尊

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桜も散り　、周囲も暖かくなって来た頃　。私達は　、教師と言う職を持ってこの学園に来た　。

そんな私達は今　、授業終わりの休憩時間に学園内に在る喫煙所に居る　。

疾魅慧

緊張したね　、比凪　。

比凪灑來

苗字で呼ぶの辞めてって言ったじゃん　。まぁ良いけど　。確かに緊張したけど　。

疾魅慧

ごめんごめん　。慣れなくて　。

疾魅慧

でも　、比凪って苗字私可愛いと思うけどな　。

比凪灑來

良いけどさ　。仕方ないし　。

比凪灑來

慧って　、良くそういう事恥ずかしげもなく言えるよね　。聞いてる私が恥ずかしくなる　。

疾魅慧

嫌々　、私だって恥ずかしいとは思ってるよ　？　。でも　、彼女には自分の想いを伝えたいしね　。灑來の事好きだから　。

私にそんな事を聞きながら私の放った理由を聞いて　、赤面する私の彼女は　、やっぱり世界で一番可愛い　。何て想いながら頬を緩めて居たら　、どうやら顔に出ていたらしい　。

比凪灑來

本当　、　？　なら　、嬉しいかな　。

比凪灑來

ねぇ慧　、何考えてんの　、すっごい顔に出てるよ　。

疾魅慧

え　、本当　？！　マジか　、そんなに顔に出てた　？　。

比凪灑來

うん　、そんなに顔に出てたよ　。

比凪灑來

それと　、何考えてたの　？

疾魅慧

え　？　灑來が可愛いなぁ　、って思って　。

比凪灑來

ばっ　、恥ずかしいんだけど　。

疾魅慧

そう言う仕草も一つ一つ可愛い　。

比凪灑來

うっさい　、良いから早く戻ろ　。授業が始まっちゃう　。

疾魅慧

はいは　ー　い　。

疾魅慧

よ　ー　し　、次の授業も頑張るぞ　ー　。

比凪灑來

はいはい　、良いから行くよ　。

そうやって私達は何時も通りの会話を交わしながら　、足早に煙草を喫煙所に在る灰皿に押し付けて階段を上がる　。

そんな事を淡々と話して居る私でも　、さっき彼女の顔を見てまた頬が緩んでしまったのは内緒　。

そして　、今日も私にとって最高の一日が始まるんだ　。