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直央はその現場を離れ、混乱した頭で部屋に戻ってきた。

直央(なお)

なんで俺にこんなことが...?

ピンポーン

直央(なお)

ん、ネットでなにか買ったっけ..?

考え込む直央のもとに、突然、玄関こチャイムが鳴った。

直央(なお)

はぁーい

直央(なお)

あれ、誰もいない

直央(なお)

いたずらか...?

だが、ふと目を落とすと、ドアの前に1通の手紙が置かれていた。奇妙に思いながらも、その手紙を拾い上げる。

直央(なお)

なんだ...これ

手紙の封を開けると、中にはシンプルな内容が書かれていた。

『明日、14時、駅前のカフェに来い。その能力のことについて教えてやる。』

直央(なお)

能力って..あのノイズのことか?誰がこんな手紙を...

直央(なお)

...

直央(なお)

行くべきか...?

怪しい。だが、あのノイズについて知っているという言葉に引き寄せられる。

直央(なお)

...行くしかないか

翌日、14時。

直央は指定された駅前のカフェに着いた。

直央(なお)

...誰が俺を呼んだんだ?

コーヒーを頼んで、時間を潰し始めようとしたその時、

???

きたわね

一人の少女が声をかけてきた。

直央(なお)

え、君が...この手紙の差出人なのか?

???

えぇ、私よ。

???

悪いけど、昨日盗み聞きさせてもらったわ。

???

『あのノイズは未来を映した』

???

あなたはそう言ったわね。

直央(なお)

あ、ああ....

???

私もあなたと同じ。

???

ノイズを聞くと未来が見えるの。

???

だから、昨日の現場の事故、ノイズで私も見に行ったわ。

直央(なお)

君も...?

???

そう。私たちには未来を予知する能力がある。

彼女が自分と同じ能力を持っていると言うことに驚きつつも、直央は次第に興味を引かれていった。

???

あのノイズが示す未来を変えられるのは、私たちだけかもしれない。

直央(なお)

未来を..変える..

???

ええ、この力があれば、誰かが危険に晒される未来を自然に防ぐことができる。

???

あなたが通行人を助けたように。

???

だから、私と協力してほしい。同じ能力を持つものとして。何故、この能力を私たちが持つことになったのか...

???

ノイズが起こる未来を変えるとその意味が見えてくるかもしれない。

直央(なお)

....

直央はしばらく考え込んだ。まだ信じ切れない部分もあったが、昨日の出来事が現実だったことは確かだ。

直央(なお)

...分かったよ。やってみる価値はある

???

ありがとう。自己紹介が遅れたわね。

椿(つばき)

私の名前は椿。

直央(なお)

俺の名前は直央だ。これからよろしく椿。

直央は静かに手を差し出した。

椿(つばき)

ええ、直央。

椿は少し微笑み、彼の手を握り返した。

その謎の力と向き合うため、

二人は共に動き始める-

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