ガラガラッッ
桃
桃くん……、
誰?
看護師さんに頼んで人通りが少ない部屋に
してもらったのに
『怖い』
俺の頭にはその3文字が頭を過ぎった
桃
俺は目を瞑りカッターを握りしめて
ベットの端で丸くなる
ダキッ
桃
桃
急に体に触れられ恐怖のあまりその手を
払い除けた
目を開けるとそこには大好きな彼の姿
青
桃くんに酷いことを言ってしまった
だからか桃くんはあれから1度も来なくなった
赤
赤
赤
赤
青
青
赤
青
体調も回復していき
一般病棟に戻ることが出来たから
運動で病院を歩き回るも
ネームプレートに
『百瀬 桃』
という文字は1つもない
退院したのかそんな事を思いながらも
彼が来るのを待つ
ガラガラッッ
橙
赤
橙
青
橙
青
橙くんの口から彼の名前が出た
どうしてそんな事を聞くのか…、
青
橙
青
橙
橙くんの顔が暗くなる
橙
橙
青
橙
青
僕のせいで桃くんが……
青
橙
青
赤
青
橙
青
橙
赤
青
橙くんの足音と赤くんの足音
車椅子の音が廊下に響く
廊下は薄暗く人が通り少ない
赤
橙
橙
赤
赤
橙
青
橙
ネームプレートを見ると確かに
『百瀬 桃』
と書かれている
橙
赤
赤
青
青
ドアを開けようとすると
手が小刻みに震える
青
青
心を落ち着かせるために
胸を優しく叩く
青
ドアを力いっぱい握りしめ
ドアを開ける
♡~1000
総計♡1万5000ありがとうございます😽💓
本当に感謝です🤍
コメント
15件
今のさとみくんがころんくんに会ってどう変わるかなぁ…続き楽しみです!
物語とても素敵です……🥲💕 フォロー失礼します……🫶🏻
フォロー失礼します!物語最高です!