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ガラガラッッ

ビクッ

桃くん……、

誰?

看護師さんに頼んで人通りが少ない部屋に

してもらったのに

『怖い』

俺の頭にはその3文字が頭を過ぎった

ギュッッ

俺は目を瞑りカッターを握りしめて

ベットの端で丸くなる

ダキッ

ピクッ

やめてッッ…….ᐟ‪‪

急に体に触れられ恐怖のあまりその手を

払い除けた

目を開けるとそこには大好きな彼の姿

桃くん、ッ

桃くんに酷いことを言ってしまった

だからか桃くんはあれから1度も来なくなった

ーーーぇッ!

めーーぇッ!

めぇめぇッ!

ビクッ

あッ、ごめんニコッ

大丈夫?

うんニコッ

体調も回復していき

一般病棟に戻ることが出来たから

運動で病院を歩き回るも

ネームプレートに

『百瀬 桃』

という文字は1つもない

退院したのかそんな事を思いながらも

彼が来るのを待つ

ガラガラッッ

あ~おちゃんッ.ᐟ‪‪ニコッ

うわ、橙じゃんッ

は?

いらっしゃいニコッ

最近、桃に会ったか?

ピクッ

橙くんの口から彼の名前が出た

どうしてそんな事を聞くのか…、

ううんフルフル

会ってやってくれんかな?

?…何かあったの?

うん…、まぁ…

橙くんの顔が暗くなる

簡潔にまとめると

桃ちゃんは精神的に駄目になってる

ど、ど~して?

青ちゃんが関係あるらしいけど詳しくは分からんな

……

僕のせいで桃くんが……

分かった

いいんかッ!?

うんニコッ

俺もついて行こうか?

フルフル大丈夫ニコッ

病室だけ案内するわ

うんニコッ

スタスタッ

……ッ

……

橙くんの足音と赤くんの足音

車椅子の音が廊下に響く

廊下は薄暗く人が通り少ない

こんな所にいるの?

コクコク

ピタッ

うわッ!?

急に止まんないでよ~

ごめんごめんw

ここ?

嗚呼

ネームプレートを見ると確かに

『百瀬 桃』

と書かれている

それじゃあ俺らは帰るか

そ~だね

またね青ちゃんニコッ

コクッ

またねニコッ

ドアを開けようとすると

手が小刻みに震える

フゥ~

トントン

心を落ち着かせるために

胸を優しく叩く

大丈夫、大丈夫……、

ドアを力いっぱい握りしめ

ドアを開ける

♡~1000

総計♡1万5000ありがとうございます😽💓

本当に感謝です🤍

生 き た い 君 と 死 に た い 僕 の 気 持 ち_完結_

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