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暖人
俺は一回思想が止まった
まる
まる
まると名乗る少年の体が光り出した
少年の体は小さくなっていき
尻尾が現れた
気がつくとそこに少年の姿は無く、まるがニコリと座っていた
暖人
まる
まるはそう鳴いてうなずいた
暖人
俺は猫が人になるという疑問よりまるとしゃべれるという嬉しい気持ちが勝っていた
まる
暖人
俺はあることに気づいた
今までそれどころじゃなくて分かっていなかった
まるの服装だ
まるは猫で何もつけてない状態だが、人間になったまるは服をちゃんと着ていた
随分とブカブカのシャツに随分とキツそうな短パン
暖人
まる
暖人
まるの服装が何とも俺の心をくすぐるのだ
まる
マズイ…こんなことで興奮したなんてまるにバレたら嫌われる！！
明江
姉さんナイス！
まる
暖人
まる
まる
まる
暖人
まるは知らないだろうけど、俺は絶賛不登校中だ
それは何故かというと…
いじわる太郎
いじわる子
俺は学校でいじめを受けていた
いじわる子
いじわる子
いじわる太郎
いじわる太郎
いじわる子
いじわる子
暖人
暖人
いっそ死ねば楽になれるかな？
まる
暖人
まる
暖人
まる
暖人
まる
暖人
俺はまるに命を救われた
そして屋上に何故まるが居たのかは未だに不明だ
暖人
まる
まるが神様からの贈り物ならばあの日屋上にまるが居たのも納得できるし人間になれるのも納得できる
神様からの贈り物ならば、ちゃんとまるを責任持って育てないとな
まる
暖人
