ーー梟谷にてーー
木兎
あぁぁぁぁぁ、学校つまらん
木葉
どうした、木兎
木葉
珍しいな、お前が起きてるなんて、
木兎
え?俺、いつも寝てたっけ?
木葉
www
木葉
お前、自分が寝てたことも気づいて無いのかよw
木兎
えぇー!俺寝てた?
木葉
だから、寝てたって言ってんじゃんw
木兎
∑(゜△゜;)マジか
木葉
おう、マジだ
木葉
で、なんでいつも寝てる、木兎が起きてるんだ?
木兎
いつも寝てるっていう必要あったか?
木葉
あぁ、めっちゃ大事だろ。
木兎
え、
木兎
ま、いいや
木兎
えっとなー、俺今日、黒尾とデートなんだよ!
木葉
おぉ!
木葉
よかったな!!
木兎
あれ?何も言わねーの?
木葉
ん?なんでだ?
木兎
いや、ふつー男とデートっつったら
木兎
何か言うだろ?
木葉
あー、ふつーはそうかもな、
木兎
ん??じゃあなんで何も言わねぇんだ?
木葉
いや、お前らはわかりやすかったし、
木葉
みんな早く、くっつけって思ってたからな
木兎
マジ?
木葉
おう、マジ
木兎
あぁぁぁ、なんだよ、じゃあもっと早く告ればよかった、
木葉
え?お前から、告ったの?
木兎
んーー、ちょっと違うかも、
木兎
最初に黒尾が好きだって言ってきて、そこで、俺が遮って、付き合おって言った!
木葉
へー、
木葉
まぁ、よかったんじゃん?
木兎
おう!
ーー昼休みーー
木兎
赤葦ーー!
木兎
俺、黒尾と付き合うことになった!
赤葦
おぉ、
赤葦
良かったですね、木兎さん。
木兎
おう!赤葦のおかげだ!
木兎
ありがとな、赤葦!
赤葦
いえ、俺は何もしてませんよ。
木兎
いーーや、お前が相談のってくれたから、
木兎
俺は、ちゃんと黒尾に気持ちを伝えることが出来た。
木兎
だから、ありがとう!
赤葦
ははは、
赤葦
木兎さんらしいですね。
木兎
そうか?
赤葦
はい、
木兎
あ、そうそう、それで今日デートすることになったんだけど、
木兎
どーすればいいと思う???
赤葦
えーー、考えてないんですか?
木兎
いや、考えたんだけど、
木兎
なんか、これだ!!、ってくるものがなくて、
赤葦
うーーん、そうですね、、
赤葦
あれこれ考えず、いつも通りでいいんじゃないですか?
赤葦
下手になにかするより、ありのままの木兎さんでいいと思いますよ。
木兎
、、、そーだな!
木兎
ありがと、赤葦!
赤葦
いえ、役に立てたなら良かったです
赤葦
(はぁ、これでようやく、ゆっくり、おにぎりが食べられる)
木兎
あ、そういば赤葦、
木兎
お前、前に好きな人が、どーとか言ってなかったけ?
赤葦
あぁ、言いましたねそんなこと、
赤葦
でも、あれは嘘なので、忘れてください。
木兎
ふーーん
木兎
ならいいけど、
木兎
お前もなにか相談事あったら、俺に相談しろよ!
赤葦
まぁ、できる限りそうします。
木兎
できる限りってなんだよ!!
赤葦
いえ、なんでもないです、
木兎
おいっ!!w
赤葦
それよりも。早くお昼食べないと、昼休み終わりますよ。
木兎
げっ!マジだ、
木兎
やべぇ、俺なんも食ってねぇ、
木兎
今から購買行っても、間に合うかな、、?
赤葦
木兎さんなら間に合いますよ、
木兎
!そーだな!
木兎
よっしゃ、行ってくる!
赤葦
(俺は、木兎さんが好きだったんですよ、でもあんなにデレデレな、木兎さん見て、気持ち伝えられるわけないじゃないですか、
赤葦
さようなら、俺の恋)
ーー放課後ーー