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るな
ごめんなさい…
るな
今はちょっとだけ1人にしてください……
ﾀﾀﾀｯ
ゆあん
なんであんなに悲しそうなんだ…？
ｶﾞﾁｬｯ
うり
ん？ゆあん？
ゆあん
えお前なんで
ゆあん
そこ、姫様の部屋じゃ…
うり
あ、えーっと、
呪いのことは言わない方が良いんだろうな
うり
落とし物!!
ゆあん
落とし物…？
うり
うん、届けに来た
ゆあん
ふーん、
ゆあんは疑いの眼差しを向けてくる
呪いのことは言わない方がいいだろうけど
姫様が言ってたことは言うべきかな……
うり
あのさ
ゆあん
なに？？
うり
姫様が、俺たちは姫様のこと好きにならない方が良いって…
ゆあん
……なんで？
うり
不幸になるからって、姫様のことを好きになると
ゆあん
……
ゆあん
なんでそんなことおっしゃるのか分かんないけどさ
ゆあん
今更好きじゃなくなるなんて無理だ、な？
うり
あぁ
呪いと関係があるのか？
それしか思い当たることは無いけど…
ゆあん
さっき姫様にここであったんだけど
ゆあん
少し1人にしてくれって言われた
うり
そっか、
ゆあん
それでさ、俺提案があるんだけど…
るな
はぁ、
るな
本当はもっとふたりと仲良くなりたいのに…
るな
でも、
るな
……
ｺﾂｺﾂｺﾂ
るな
……!
るな
誰!?(ｸﾙｯ
ゆあん
すみません驚かせたようで
るな
あ、ゆあん様…それに(ﾁﾗｯ
うり
(ﾍﾟｺ
るな
うり様も…
るな
何かありましたか??
ゆあん
いえ
ゆあん
でも姫様をお迎えにあがりました(ﾆｺ
るな
……？
うり
着いてきてください
るな
??
るな
はい…
ｻｧｧｧｧ
るな
えっ!ここって……
うり
俺たち昔よくここに来てたんです
るな
そうなんですか??
るな
奇遇ですね、私もよく来てました
るな
……
るな
ちょっと歩いてきてもいいですか?
ゆあん
いいですよ
るな
ありがとうございます!!
ｽﾀｽﾀ
どんどんお花畑の中に進んでいく姫様
俺たちは姫様を遠くから見つめる
昔の少女と
姫様の姿が重なって見えた
光に照らされて天使のようだった君は
今はまるで女神のようで…
振り向いて笑う君は
確かに俺たちの初恋の少女だった
るな
うり様ゆあん様!!こっちに来てください!
ゆあん
……あの頃と同じだな
うり
うん
そう言って俺たちは姫様の元に歩いていく
昔と変わらない小道を通って
るな
はい、これあげます(ﾆｺｯ
そう言って渡してきたのは
うり
シロツメクサの冠……
ゆあん
なんでこれを、？
るな
昔、ここで男の子2人とよく遊んでたんです
るな
そして、その時もシロツメクサの冠を渡したんです
るな
2人は本当に王子様みたいな人で…
るな
、、、
姫様は急に黙り込んだ
るな
2人…王子様…??
不思議そうな顔でこちらを見る
るな
あの、人違いだったらごめんなさい
るな
もしかしてお二人は…
あの時の男の子ですか、？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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