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私達は特別なんかじゃない

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私達は特別なんかじゃない

14 - 私達は特別なんかじゃない 十三話 宣戦布告

♥

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2021年02月23日

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ジリリリリ…

グルッペン

ん…?電話か?

グルッペン

もしもし

ーー

我々国…で合っているか?

グルッペン

嗚呼,そうだが

ーー

宣戦布告をさせて貰う

グルッペン

ほう…

グルッペン

其方の国は?

ーー

ーー

スペード国,だ

グルッペン

スペード国…あの戦争が強いと有名な…

ーー

ご存知頂けているようで嬉しいよ

グルッペン

…取り敢えず,何週間後だ?

ーー

三週間後だ

グルッペン

理由を聞こうか

ーー

……

グルッペン

……はぁ

グルッペン

〔皆,会議室に集合せよ

(タンッ【斬りかかる】

ガキンッ‼︎

孤珀

っ…(ググッ【防ぐ】

(ヒュッ【もう一方のナイフを振り翳す】

孤珀

ッチ…(タッ【下がる】

このっ‼︎(ヒュンッ【殴る】

孤珀

危ねっ‼︎【止める】

(ガッ【蹴る】

孤珀

いっつ〜…ならこっちからも行かせて貰うぜ…!

ロボロ

終わんなさそー…w

鬱先生

あの調子でかれこれ10分くらい戦っとるやろ

シャオロン

よく持つよなぁ

シャオロン

めっちゃ楽しそうやし

鬱先生

孤珀ちゃん強い奴本当好きだよな

ロボロ

つまりまぁ大先生には足掛かりはないという事で…

鬱先生

なんでやねん‼︎w

孤珀

はぁ…

ロボロ

あ,終わったん?

いや,中断した

終わんないもん

ロボロ

あ,さよですか…

〔皆,会議室に集合せよ

シャオロン

ん?なんやろ?

鬱先生

また戦争やない?

まぁ,とにかく行ってみようか

ルス

…【本を読む】

信乃

ル〜ス♪【肩に手を置く】

ルス

あ,信乃…

信乃

何してるの?

ルス

小説を読んでいて…

信乃

待った待った!その堅苦しい喋り方やめ!

ルス

そ,う…かな?

信乃

もっと自然な感じで喋っていいんだよ〜

ルス

そっ…か,分かった!ありがとう!

信乃

ルスもよく笑うようになったねぇ(*´︶`*)

ルス

なんでだろうね…?

信乃

多分みんなのお陰でしょ!いっつも面白いし!

ルス

そうなのかなぁ…

信乃

私も面白い本がないか,探してくるね!

信乃

あ,これとか…沢山ありすぎて迷う〜…

エーミール

あぁ,信乃さん(ニコ

信乃

エミさん!

エーミール

本探しですか?w

信乃

中々,これ!っていうのがなくて…

エーミール

なら…ちょっとその持っている本を見せて頂いても?

信乃

勿論!

エーミール

ふむ…

エーミール

この系統なら,あっちのーーのスペースに…

信乃

ここら辺…?

信乃

あっ!これ面白そう!

信乃

ありがとう!エミさん!

エーミール

いえいえ,お役に立てたのなら良かったです【微笑する】

〔皆,会議室に集合せよ

エーミール

おっと,集合のようですね

信乃

何かあったのかな?

エーミール

じゃあ…行きましょうか

黒雷

此処に何があるの?城の外だけど…

ショッピ

ちょっと待っといて下さい

チリンッ【鈴を鳴らす】

ニャー

黒雷

猫…

顔がほぼ隠れてるせいで表情は見えんけど, 喜んでくれるかな…

黒雷

よしよし

ゴロゴロ…

黒雷

…可愛い

…これは喜んどると捉えて良いのだろうかw

ショッピ

城周りに住み着いてる野良猫なんですよ

黒雷

へ〜…【撫でる】

ニャアー

ショッピ

でも凄いっすね

黒雷

ん?何が?

ショッピ

コイツ,臆病で簡単には懐かないんっすよ

ショッピ

それがこんなすぐ…

猫も人間性の良し悪しは分かるって事か… 大先生は引っ掻かれとったしw

黒雷

そうなの?

黒雷

君,私に懐いてくれたの?

【眠る】

黒雷

あれ,寝ちゃってる…

〔皆,会議室に集合せよ

ショッピ

集合らしいっすよ

黒雷

あ,うん!

ニャ⁈【駆け出す】

黒雷

あちゃ〜…驚かせちゃったかな

ショッピ

また来れば良いっすよ

ショッピ

さぁ,行きましょ?【手を引く】

黒雷

う,うん…(な,なんかドキドキする…?)

んで?何があったの?

グルッペン

宣戦布告だ

コネシマ

え,俺らそんだけでここまで呼ばれたん?

グルッペン

それだけ,なら良かったのだが…

オスマン

?,どういう事めぅ?

グルッペン

相手国は…スペード国なんだ

孤珀

ロボロ

スペード国…(カタカタッ【機械を操作する】

《スペード国》 それは冷淡であり冷血な総統が治める国 人々は恐怖で支配されている 負けたり,逃げたりすると,自身はおろか, 家族や仲間まで,共にあの世行きである

ロボロ

って感じの国らしいな…酷いもんやわ

(仕事早…)

エーミール

理由は何かあったんですか?

グルッペン

それが…な,

ルス達についてだったんだ

ゾム

…どういう事や?

グルッペン

エース国…覚えているだろう?

シャオロン

そんなにボケてへんわ,覚えとるって

信乃

ルスを使って実験して…

黒雷

孤珀を作った国だよね

グルッペン

嗚呼,その通りだ

グルッペン

…実はな

グルッペン

エース国がやられたから,と言っていたんだ

鬱先生

ほ〜…ん?

トントン

分かってへんやろ

鬱先生

ウンッ!(高音)

ショッピ

くwさw

グルッペン

"詳しい事は…

孤珀に聞け,と

【孤珀の方を見る】

孤珀

…あ?

足を組んだまま怪訝そうな顔をする孤珀

グルッペン

何か知っているのか?

孤珀

…一つ言わせて貰おう

ひとらんらん

何?

孤珀

あの国と戦争をするな

コネシマ

やっぱ何か知っとるんとちゃうんか

孤珀

一つ,と言ったよな?これで一つ,だ

鬱先生

いや,そんなの納得できんよ?

信乃

理由を聞かせて貰わなきゃ

スペード国の総統が指示してんでしょ?

黒雷

理由が解らないのなら,私達は戦いに行くよ

孤珀

ッチ…

孤珀

すまない,語弊があったな

トントン

語弊…?

孤珀

言葉が足りなかった

孤珀

今回の戦争

孤珀

"ルスは出すな"

ショッピ

…なんで?

シャオロン

って,肝心のルスは?

信乃

あれ?図書室にいたんだけど…来てない?

エーミール

あ…

エーミール

ルスさん,何か本に夢中になっていましたから…

エーミール

声を掛けても,気付かないくらいでしたし…

ひとらんらん

あちゃ〜…

ゾム

俺,呼んでくるか?

孤珀

別にいい,呼ばなくて

孤珀

ルスは母親を,スペード国に殺されてる

?!

孤珀

俺がスペード国に居た頃聞いたから確かだ

ロボロ

ちょちょ,スペード国に居ったん⁈

孤珀

そうだけど?

孤珀

"前の俺"の教育をしたのも…スペード国,さ

鬱先生

何でそれを言わんかったん…

孤珀

お前達に知る必要はないと思ったからだよ

ショッピ

母親の事を,ルスさん自身は…

孤珀

知らない

孤珀

母親の記憶自体は残ってるが,鍵が掛かっているような状態だ

孤珀

俺は分身で…不完全

孤珀

だからか,小さな鍵が一つだけ開いていて,
その"殺された"という小さな記憶だけが残ってる

ゾム

ってか,何で,その…殺されたん?

孤珀

知らない

シャオロン

知らないって…

孤珀

アイツの事だから,気に入らなかったか飽きたか…

孤珀

もしくは反抗したか…俺には解らない

黒雷

そんな酷いこと…

孤珀

する,アイツはそういう奴なんだ

孤珀

俺が居た地下には…

孤珀

床とか壁まで赤黒く,いつも鉄くさかった

エーミール

それって…

孤珀

毎日のように,人が死ぬのさ

孤珀

見張りだって,何人の胴と首がお別れしたか…

孤珀

取り敢えず,ルスは連れて行かない方が良い

ひとらんらん

まぁ…そうなれば…

グルッペン

やむを得ない,か

グルッペン

動揺させないよう,何故かはルスに言わないでくれ

グルッペン

今回のルスの参加はやめておこう

ゾム

トラウマが再発したらヤバいしな

信乃

なんとか誤魔化すしかないのかなぁ…

ルス

あ,の…

鬱先生

ル,ルスちゃん…

ルス

なんで,出てはいけないのでしょうか?

ロボロ

っ…

オスマン

ルスちゃんは涙晶性能力者だし,捕まったら危ないでしょ?(ニコッ

トントン

(顔色一つ変えずに…おっそろしいもんやわ…)

ルス

で,でも…

シャオロン

また,今度でも…

ルス

私は…皆さんに恩返しがしたいんです!

ルス

その方法が…皆さんを護る事だって…

ルス

そう,思うんです…

ゾム

ルス…

グルッペン

……

グルッペン

分かった

鬱先生

ちょ,グルちゃん⁈

グルッペン

良い

グルッペン

孤珀も,許せ…

孤珀

…許すのは,これに勝ってからさ

孤珀

負けたら…

孤珀

向こうにお前が殺される前に,俺がお前に制裁を加える

孤珀

解ったな?

グルッペン

…ああ,良いだろう

トントン

おいこら!

グルッペン

どうせ負けた時には命は無いんだから良いだろ

トントン

んな事言ったってなぁ…

グルッペン

そもそも,俺たちは…

グルッペン

負けたりしない(ニカッ

信乃

(ドキッ

信乃

(…?,ドキってなんだろ…?)

ひとらんらん

…そう,だよね

グルッペン

ルス,今は参加を断念しようとした理由を話す事はできない

ルス

…はい

グルッペン

だが,いつか必ず話す

ルス

…分かりました

トントン

じゃあ今回も勝つで!

おー/!!

エーミール

じゃあ早速訓練に移りましょうか

鬱先生

うえぇ…

孤珀

あ,そんでさ

ん?

孤珀

勝手に武器庫からナイフ貰って勝手に改造したんだけど

シャオロン

いや勝手にしすぎやろww

孤珀

見てみてくんね?

ゾム

別にええよ

孤珀

おお,ロボット?

トントン

実践用やで

ひとらんらん

カメラで動きを分析するから,
行動が予想されるようになっていくよ

孤珀

OK,取り敢えず離れておいてくれ

孤珀

【駆け出す】(タンッ

ガキンッ‼︎【機械の腕を斬ろうとする】

孤珀

っ…(固いッ…)

コネシマ

やっぱナイフじゃ無理があるんやないか…?

孤珀

…よし(ニヤッ

孤珀

(カチャンッ【柄を捻る】

…キラッ

ドカンッ‼︎

…は?

孤珀

わー機械の残骸の雨だー(棒)

ショッピ

いやいや何すか今のえげつない攻撃

コネシマ

かっっこぇぇぇー!!!(爆音)

オスマン

ッチ,チワワが喧しいねん黙れ(ボソッ

コネシマ

あっ…さーせん()

見た限りでは柄を捻るとそこから粉…多分赤かったから血晶か?

それに光ったのは…火か

信乃

血晶に火が着いて爆破したって事だね

ロボロ

いや目良すぎかよ

(これ粉塵爆発っていうそうです。詳しくはぐーぐるてんてーへ((殴)

鬱先生

火…あ!前のライターか!

孤珀

ん,使わせて貰った

鬱先生

そーいや貰いに来たよなぁ…

鬱先生

そん時は煙草吸うんかと思ったわ()

孤珀

吸わねーよwww

孤珀

まだ二十歳じゃないってのにw

孤珀

血晶の方がエネルギー量が多いから,大きい爆発が起きるんだ

トントン

ワンチャン孤珀も怪我しそうやけど

孤珀

自己回復するから別に

トントン

あ,そーですか…w

取り敢えずこの日は模擬対戦して終わりました (長くなっちゃうんでカット)

更新遅れて申し訳ありませぇぇん!

言い訳させて下さい←嫌です

リア友に!垢バレしたんですよ!

教訓 ネットでの名前をクラスに浸透させてはいけない (ぐーぐるで"きなり テラー"で普通に出てきたらしい, ネットって怖いね(?))

皆様もネット名前バレにはお気をつけて←そんなガバするのはお前くらい

ではでは,おつきな!

私達は特別なんかじゃない

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