そして遂に 非モテ人権剥奪日(バレンタイン)がやってきた
松田
柊
松田
柊
松田
松田
柊
柊
松田
猪仔に乗っている松田を横目に俺は下駄箱を開けた…するとそこには…
柊
松田
絶望している俺を茶化しながら松田は先に階段を登って行った
柊
柊
するっと、床に何か落ちた
床を見るとそこには丁寧に封緘まで貼られている手紙が落ちていた
「今日の放課後、17時頃に体育館裏に来てください。話したいことがあります」
と、書いてあった。
柊
柊
松田にこのことを報告すると、最初は戯言だと思われ、信じてもらえなかった。 流石に酷すぎる
生徒
生徒
生徒
來
柊
柊
そんなことを思いながら見ていると、 俺の視線に潮田が気付きこちらに向かってきた
來
柊
來
柊
來
そう言って取り巻きの方に戻っていく潮田を見ながら、律儀なやつだなぁって思った
柊
柊
〜体育館裏〜
柊
時計の針は17時10分を指していた。 イタズラだったのかなぁ?とも 思えてきた。それにしては 焦らしすぎだけど
「ご、ごめん…待ったよな…?」
そう言って、息を切らしながら走ってきた 人物の声には聞き覚えがあった
來
そう、潮田來の声だった。