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窓側に飾られている花を見る。

飾られている花―

それは

ライラック

である。

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

トコトコ…

ここは…

君と 出会った 場所―

君は…

もう いない

施設に帰ろうとすると

???

貴方が嵐﨑 朔月くん?

声をかけられた。

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

はい、そうですけど…?

???

初めまして。

???

香織の母の香奈(かな)と申します。

香奈さんは頭をさげる。

俺も頭をさげた。

香織の母・香奈(かな)

香織の彼氏さんよね?

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

!?

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

ちちち、違います!

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

(まさか、彼氏だと思われていたとは…。)

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

(まぁ、両想いだけどな!?)

香織の母・香奈(かな)

あら、違ったの?

香織の母・香奈(かな)

あの子、キラキラしていたから彼氏でも出来たのかと思っていたわ?

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

香織さんの友達です!

香織の母・香奈(かな)

そうだったのね、ごめんなさい。

香奈さんは謝る。

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

あ、謝らないで下さい!

香織の母・香奈(かな)

あら、優しいのね。

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

そんなことありませんよ?

香織の母・香奈(かな)

そう?

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

そうです。

・・・

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

(気まずい…。)

香織の母・香奈(かな)

か、香織の部屋見に行く?

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

え?

香織の母・香奈(かな)

香織の部屋よ。行くかしら?

正直、どんな家に住んでたのか。

どんな部屋で眠っていたのか。

どんな生活をしていたのか。

そう言うのは気になる。

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

行きます…!

香織の母・香奈(かな)

そう来なくっちゃ。

そう言われ、俺は香織の家へ行くことになった。

香織の母・香奈(かな)

ただいま~

香織の父

おかえR…

香織の父

響(ひびく)の彼氏か!?

如月 響(きさらぎ ひびく)

ちがu…

香織の父

どっちが攻めだ!?

香織の父

中出しはするのか!?

香織の父

セッ◯スしたことはあるのか!?

香織の父

いつから付き合っている!?

如月 響(きさらぎ ひびく)

~~💢

如月 響(きさらぎ ひびく)

付き合ってねぇわ!

香織の母・香奈(かな)

貴方、勘違いしすぎよ?

香織の父

すまん…←腐男子)

明るい家のようだ。

それより、香織さんに弟いたんだ…。

でも…

似て いない?

如月 響(きさらぎ ひびく)

あ…。

如月 響(きさらぎ ひびく)

初めまして(^^)

如月 響(きさらぎ ひびく)

香織の義理の弟の響(ひびく)です。

義理の弟…?

如月 響(きさらぎ ひびく)

あ、実は俺捨て子でそこを拾ってくれたんですよ。

捨て子…?

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

何か聞いてすいません。

如月 響(きさらぎ ひびく)

いいえ、大丈夫ですよ。

如月 響(きさらぎ ひびく)

貴方の名前は?

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)です。

如月 響(きさらぎ ひびく)

朔月さんですね、姉の部屋をご覧になる感じですか?

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

あ、はい。

如月 響(きさらぎ ひびく)

ならば、俺が部屋に案内しますよ。

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

ありがとうございます。

如月 響(きさらぎ ひびく)

あ、タメで良いですよ。

如月 響(きさらぎ ひびく)

俺は、敬語が癖になっちゃっているのでw

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

分かった。

響さんは、香織さんの部屋を案内してくれた。

とても不思議な人と感じた。

如月 響(きさらぎ ひびく)

ここが姉の部屋です。

整理整頓がされている。

とても綺麗だ。

机には1冊の本があった。

如月 響(きさらぎ ひびく)

俺は、用事があるので。

如月 響(きさらぎ ひびく)

後はご自由に。

そう言い、部屋を出ていった。

辺りはシーン…とする。

俺は、机にあった1冊の本を手にとった。

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

日記…?

開いてみる。

◯月△日。 今日、隣のクラスの朔月さんと入れ替わった。 私が自分勝手にしたことだ。 朔月さんが幸せになってくれるなら 私はどうなっても良いから―。

◯月□日。 手術は受けないと決断した。 だけど、朔月さんはそれに反対した。 あぁ…。 私を心配してくれるんだ。 優しいなぁ…。 好きになっちゃいそうだよ。 私は手術を受けると決断した。

◯月◯日。 アイドルの紗希さんと会えた。 まさか、朔月さんの幼なじみだったとは…! 衝撃で口があまり開けなかった。 朔月さんは謎すぎるなぁ…。

◯月◎日。 今日、朔月さんとの入れ替りが解けた。 もう少し、入れ替わったままが良かった。 何て…我が儘だよね。 生きたいのに生きれない体なんていらないよ。

◯月☆日。 今日は、私の誕生日だった。 好きな人には誕生日とは言ってないから祝って貰えなかったけど、弟の響やお母さんやお父さん、友達からは祝って貰えた。 響は月のキーホルダーをくれた。

パラパラとめくっていく。

丁寧に書かれていた。

俺は、涙を流した。

「生きたい」

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

嵐﨑 朔月(らんざき さつき)

君の分まで生きるよ。

そう呟き、日記を閉じた。

???

俺と君以外の全人類…。

???

いなくなれば良いのにっ…!

???

ね?

???

君もそう思うよね…?

床にある骨に話しかける。

???

答えてよ…。

続き→♡500

君のダイアリー【休載中】

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