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高校一年の夏 俺は長い眠りについていた
虐めが原因で不登校 部屋にいる時原因不明で倒れて 半年間病院で眠った
いつ死ぬか分からなかったらしい。 それもそうだ、原因不明なんだから
俺は眠っていた時の記憶が一切ない 当然だろうけど、俺は何か 長い夢を見ていた気がしている
もう名前も覚えていないが 俺の事を虐めていたヤツらは 虐めや犯罪が発覚し退学処分された
性格以外は優秀だったのに 全くな奴らだ
今、俺は高校二年生だ 性格の悪い奴もいなくて 気ままに高校生活が出来ている
だけど、どこか心に深く、大きな 穴が空いたような感覚が続いている
忘れてはいけないことを 忘れたくないものを 忘れている
そんなむず痒い感覚
目覚めてから俺は ずっと何かを気にかけている
それが何かも分からないのに
斗真
月なんて、さほど興味はなかった だけどその夜は妙に見たくなった
何を思ったのか 俺はこの世界の片隅に手をかざした
今なら届きそうで
また会える気がして
傍に…いる気がして
そうしたら
薬指にある指輪が金色に輝いたんだ
斗真
斗真
斗真
俺のこの半年は 天命─シックザール─ だったのだろう
一人、涼しい夜風が吹く この場所で満月を眺める 一人、だけど
そこに二人は寄り添っていた
最後まで読んで頂き ありがとうございました
空いた時間などにちまちま書く 趣味の物語なので 所々至らない点や
ただの素人が書いたので 拙い文だったかもしれませんが 楽しんで頂けたのであれば幸いです
自分はアルトくん推しです
ではまた次回作でお会いしましょう!!