nmmn理解なし&地雷さよなら🎀
ももあか
メリークリスマス.
最近、
彼が冷たくなった。
前の彼なら、
作業なんか放ったらかしで俺に怒られてたのに、
俺、飽きられちゃったのかなあ、
「さて、明日はクリスマスですね! 今週の料理は__」
ふと、テレビから聞こえた声。
...本当だ、
今日はクリスマスイブで、明日は
最近は忙しくて、イベントなんて気にしてなかった。
...これは、桃くんと話せるチャンスなのでは!?
浮かれた気持ちで、スーパーへ向かった。
今日の夜ご飯はハンバーグにする予定。
明日はもっと豪華にする、!
そうして、ご飯を作り始めた時だった。
...あーあ、
また、か
今日はイブだし、
明日、
気づいたら朝で、
急いで見た携帯に写ったのは、
「今青の家泊まってる」
という、メッセージだった。
「できるだけ早く帰ってきてね」
そう、メッセージを送って携帯を閉じた。
まずは料理を作った。
もう昼も過ぎちゃったから、夜ご飯だけ。
とびきり豪華にして、
...あとは、
軽く部屋の掃除もした後、
通知音に気づいて、また携帯を開いた。
そろそろ帰ってくる、っていう連絡かな
そう期待したけど、
無駄だった。
「今日も青の家泊まるからご飯いらない」
こんなに、頑張ったのに、?
普通、クリスマスに彼女放ったらかしにする、?
ああ、もう君は俺の事なんてどうでもいいのか。
どうせもう、帰ってこないし
青に家追い出されたし...、
赤なんて俺の事気にしてないだろ、
俺も別に、大してあいつのこときにしてねえし
もう夕方だし、
そんなこと考えた俺が馬鹿だった。
ガチャッ
入った途端、いい匂いが鼻を誘った。
ふとテーブルを見ると、美味しそうな料理が沢山。
これ、赤が、?
その時、見つけた。
小さな箱に入っていたのが、
赤い小さな宝石の入った、ネックレス。
横には、
「桃くん、メリークリスマス!」
と、可愛らしい字で書いてあるメッセージがあった。
最低だ。
赤は、こんなに頑張ってくれてたのに、
そうだ、昨日も
俺が青の家に行くって言った時、
すごく寂しそうな顔をしてて。
そういえば俺、
最近、赤と話したっけ
いや、ちがう
俺が話さなかったんだ。
赤はいつも、俺を待っていてくれたのに
俺が、自分勝手で、
赤の方を向けば、
かわいい寝顔が。
...こんなに可愛い子、放ったらかしにして、
傷つけて、
ほんとに、最低..だ、
そうだった。
俺は、きみのその笑顔が大好きだった。
可愛くて可愛くて、
しあわせで、
ギュッ
かわいい、
愛しい、
離したくない、
それから俺達は、
世界でいちばん幸せなクリスマスを過ごしましたとさ。
end.
よかったら💬💗していってくださいʕ ᷇࿀ ᷆ ʔ♡
無言ブクマ❌です😣