コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
それから私は、部活に追われる日々を過ごした。ノー部の日は、近所のバスケゴールがある公園で練習したりして、バスケの事を考えない日はないほど必死だった。 日中はしょっぴーや康二、果穂ちゃんや真奈ちゃんと話したりして、気持ちを軽くした。
ある日のお昼の時間。大会まで2週間を切っていた。
果穂
咲希
翔太
咲希
果穂
咲希
果穂
咲希
果穂
咲希
果穂
咲希
翔太
大会当日。会場には、家族皆と、康二、しょっぴー、果穂ちゃん、真奈ちゃんも来てくれた。そして、結月先輩も。絶対に失敗できない。その結果、私は前半ではあえて控えめに動き、体力を温存。少しはドリブルやシュートをしたため、チームに貢献できた。迎えた後半。ここで負ければ、終わる。敵に大幅に点差をつけられ、後がない。やっぱり、だめだ…。目に、涙が浮かんでにじむ。その時。
果穂・しょっぴー・康二・真奈
観客席から、皆が応援してくれた。その姿に、涙が止まらなくなった。そして、今までの練習風景がフラッシュバックして、心を落ち着かせた。私ならできる。皆が着いてるから。大丈夫ー。
「ピーーーー!」
私達のチームは、ギリギリで逆転勝ち。皆で抱擁を交わし合い、泣いた。まだ市の大会だろうが、皆で勝てたことに感動した。中学とはレベルが違う感動を味わえた。そして、県の大会に進んだ私達。結果は…。
果穂
惜しくも、後一点で敗退した。悔しい。ものすごく。でも、この仲間で、諦めずに戦えたことが、何より嬉しい。優勝したかったけど、とにかく楽しかった。ありがとう先輩。私は顔中涙だらけで、果穂達の元に。
果穂
咲希
果穂
咲希
見に来てくれた一人一人と抱き合った
結月
咲希