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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

どーも!主です〜投稿サボってごめんなさいほんとにほんとにごめんない。い、忙しかったんですよアセアセ

まぁあてんしょん
・司君病みデーす。
・司まふ(結構ガッツリと)
・ハピエン編だぴょーん

えむ

この内容でいいかな

別に何でも、

演出はこんな感じだから

ああ

寧々

パート分けはこんな感じ

了解した。

咲希

(お兄ちゃん、何だか素っ気ないな、いや、当たり前なのかなぁ)

数十分後…

咲希

そういえば何で此処にステージが?

咲希

うーん…

まふゆ

司の記憶の中からステージがまだ消滅してないから、だよ

咲希

あ、ああああ朝比奈先輩!?いつからそこに!?

まふゆ

そんなに驚く必要ないと思うけど、まぁ今来たばっかりだから、

咲希

は、はい。ところでお兄ちゃんの記憶からステージがまだ消滅してないってどーいうことですか?

まふゆ

言葉の通り、かな

まふゆ

ここは元々司の想いで出来たものだから司がショーの事をまだ想っている限り此処からショーという存在とステージが消える事はないの

咲希

じゃ、じゃあもしお兄ちゃんがアタシ達を本気で拒絶して、ショーもステージも大嫌いってなったら…

まふゆ

想像の通り、4人が二度と此処に来る事は出来なくなるしショーという存在もステージも消えるよ、

咲希

……

まふゆ

良かったね。まだ司は貴方達のことを想ってる。

咲希

ねぇ、朝比奈先輩、1つ質問をしても良いですか?

まふゆ

いいけど、

咲希

前、お兄ちゃんの事が好きっていってたけどそれはこのセカイで、2人だけでしか好きって気持ちは届かないんですか?

まふゆ

……………

そのとき、類の始めよう!っと言う声が響いた。

まふゆ

この話は、一旦お預けね?

咲希

ま、まって朝比

この度はお越しください有難う御座いました――!

咲希が言う隙を与えないようにショー始まる

気味が悪いほどいつも通りの『天馬司』に悪寒を感じる程の違和感を覚える。知ってしまった以上戻る事は出来ない、こうなってしまったらもう手遅れなのかもしれない、『天馬司』も自分達も、それでも助けたい、救いたい、そんな想いを抱え、『天馬司』も『朝比奈まふゆ』もこのクソみたいな現実から逃げるのではなく、微かであるが見える光を見て貰うために、やらなければならない ただのエゴかも知れない、それでも 仲間だから 友達だから 家族だから

そんな想いが四人にはある。 そしてきっと、天馬司も、朝比奈まふゆも、ミクも、お互いがお互いを幸せにしようとしているから、このセカイで生きているんだ。 そう確信しているえむ、類、寧々、咲希に最早諦める、助けない、何て選択肢などとっくのとうに消えている。 やるからには笑顔にしてみせる。

久しぶりのショー、生き生きとした仲間達、輝く咲希の笑顔、まふゆには笑っては貰えなかったけど、楽しかった ずっと逃げてたのかもしれない、仲間からも、現実からも、それでもこのセカイは、何かトクベツな気がして、凄く落ち着くんだ。 まだ、やり直せるだろうか。 今現実世界に帰って、また、ショーを目指したあの日のように、ショーは、皆の笑顔は、純粋に好きだ。俺に、生きる意味を与えてくれた気がして、それが分からなくなって苦しくなったのも事実ではあるけど、でもあの日々は幸せ、だった気がする。

ショーが終わり――

えむ

司君…どう?一緒に帰る気になれた?

………分からない、何も、何も、

まふゆ

何を迷っているの?何が分からないの?

まふゆ

此処しか貴方の居場所は無いのに

まふゆ

貴方が縋れるのは私しかいないのに

そう、なのかな

寧々

ち、違う!気付くのは確かに遅かったけど、気付く努力もしなかったけど、私達にとって司は大切な仲間だし、居場所はワンダーランズ✖️ショウタイムにもある、から

ああ、寧々の言う通り僕もそう思うよ。

えむ

私も!!

咲希

あ、アタシだって!

………

ミク

司は、何がしたい?何がしたくない?何が怖くて何が好きなの?

俺は、俺は、

ミク

分からないは無しで

本当の自分を見つけたい、とか?

ミク

何で?

空っぽでいるのが怖いから、いつか、いつか何も無くなって、自分なんか無いことになって、いや、寧ろ元々自分なんて居なければ良かったのに、

ミク

そう、

あの時もあの時も、俺が、俺が居なかったらああならずに済んだかもしれないのにって、

誰も、誰も笑顔に出来なくて、誰にも認められなくって、

そんな自分の存在意義何て物とっくのとうに消えていて、

こんなんなら、俺なんて、俺なんて

消えた方が

咲希

違う!!!

咲希

お兄ちゃんは!お兄ちゃんは!!

咲希

アタシが辛い時に、いつもいつも傍に居てくれて!!明日も生きてる保証なんて無いのに、ずぅっと未来の話をして希望を与えてくれた!!

咲希

お兄ちゃんのおかげで今のアタシがあるの…

咲希

消えた方が良いなんて思ってるのはお兄ちゃん以外この世界に1人もいない!!

咲希

だって、だって!!

咲希

お兄ちゃん達のショーを見た人は、みんな、キラキラした笑顔だったから!!!

泣きながらも必死で叫ぶ。かつて、いや、今もずっと自分の事を想ってくれた自慢の兄に届いて欲しいから、

咲希…

えむ

そうだよ、司君、司君は沢山私達の事を想ってくれてたんだよね。だから抱え込んでこんなになっちゃったのかな?

えむ

気付けなくてごめんね

寧々

私も、司の想いに気付かないで、ずっと苦しめてて、ごめん

僕も同意見だ、僕がもっと早く気付いていれば、こんなに君が苦しくはならなかったかもしれない、

咲希

アタシも、何も返せなくてごめん、だけど、アタシ達にはお兄ちゃんが必要なの、

………

何で、お前らが謝るんだ…

悪いのは、全部、全部俺なのに…

そう言って司の頬から生温い雫が零れ落ちた。

まふゆ

………何で、何で見てくれないの?司、何で何で、私は、私は、

まふゆ?一緒に、帰らないか?

まふゆ

え?

一緒に現実世界に、

まふゆ

私の事を許すの?見捨てないの?

許すって、まふゆは何も悪いことなんかしてないじゃないか、

まふゆ

で、でも、司は、司は此処じゃないと、きっと見てくれない、

そんな訳ないよ、

俺は知ってるから、どんなに辛い時でも、ずっと俺に寄り添ってくれたまふゆを、

俺がここまで消えないでいられたのはさ、絶対にまふゆがいたからだと思う。

まふゆ

約束、だよ、絶対、絶対、私はどんな事があっても司を愛してるから、司も返してね、私の想いを

勿論だ、まふゆ、

愛してるぞ!

そう言って司は笑う、取り繕った笑顔じゃなく、本心で、

まふゆ

全く、本当にこのスターは、いつだって私を救い出してくれる。

そう言ってまふゆも笑う、本当の笑顔で、心の底から嬉しいって思っている、そんな笑顔で、

帰ろうか、みんな

えむ

うん!

寧々

みんなで帰ろう、

勿論だとも

咲希

家に帰ろう!

まふゆ

うん。

ああ、

ミク

良かった。

ん?何だかセカイが、壊れて

ミク

此処は司とまふゆの想いで出来たセカイ、想いを失えばセカイは消える、勿論、私も

そう言ってどんどんセカイは壊れていく、ミクも段々と薄れていく、だが、その様子は、とても幸せそうだった。

まふゆ

まって!

ミク

2人が救われて本当に良かった。
例え私を、セカイを、想いを忘れても、此処にセカイは確かに存在してた。

絶対、絶対忘れない!

まふゆ

ミク、

司、まふゆ

ありがとう!!!!

気付いた頃には現実世界に戻っていて、antaitoruも消えていた。残ったのはセカイはまだ始まってすらいない の文字

そして今はいつも通りショーをやっている。あ、まふゆは遂に親に反抗して今、隣で歌って踊っている。ワンダーランズ✖️ショウタイムのメンバーであり、その、恋人?だ。

あの日のことは、何があっても忘れない。

演じ疲れたマリオネット ハッピーエンド編[完]

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コメント

5

ユーザー

ひゃあああああああああ!!!!!!! 独創組最高…愛してる…誰かと共有したい…最高…あ、成仏できそう…

ユーザー

え、主さん天才?

ユーザー
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