翔太
慰めなら要らないよ。
俺なんてどうせ。
俺なんてどうせ。
わかゔぁ
慰めなんか
じゃないよ
本心だから
じゃないよ
本心だから
翔太
ありがとう
嘘でも嬉しい。
嘘でも嬉しい。
翔太はそう言うと 屋上から飛び降りた わかゔぁは慌てて 翔太の腕を掴んだ。
翔太
離せって
わかゔぁ
離すわけ無いだろう
一人で考え込んじゃうの
翔太の悪い癖だよ。
一人で考え込んじゃうの
翔太の悪い癖だよ。
翔太
でも…
俺なんて。
俺なんて。
わかゔぁ
翔太凄い良い
奴何だから
自信持てよ。
奴何だから
自信持てよ。
翔太
ありがとう
最後にそう言って
貰えてよかった。
最後にそう言って
貰えてよかった。
わかゔぁ
最後なんて言うなよ。
翔太
わかゔぁ
俺の事はもう良いから
このままじゃわかゔぁまで
落ちちゃうよ。
俺の事はもう良いから
このままじゃわかゔぁまで
落ちちゃうよ。
わかゔぁ
俺なら大丈夫。
心配するなって。
心配するなって。
アマリザ
二人共お待たせ
わかゔぁ
アマリー大分
時間掛かったな。
時間掛かったな。
アマリザ
これなら俺も階段で
来れば良かったよ
来れば良かったよ
わかゔぁ
本当だな。
翔太
アマリザ
何でここに。
何でここに。
アマリザ
何でって
お前が心配だったからに
決まってるだろう。
ほら反対側の腕出して。
お前が心配だったからに
決まってるだろう。
ほら反対側の腕出して。
翔太
俺はもう良いんだって…
アマリザ
良いから早く。
アマリザはそう言って翔太の腕を掴み 二人は翔太の事を引き上げた。
翔太
もう少しで
楽になれたのに。
楽になれたのに。
わかゔぁ
それはごめん
でもさ俺らまだ若いし
死ぬには早すぎるよ
でもさ俺らまだ若いし
死ぬには早すぎるよ
アマリザ
そうだな。
翔太
二人には俺の苦しみ
なんて分からないよ。
なんて分からないよ。
わかゔぁ
まぁそうだな。
でもさ話し聞いてアドバイス
するくらいなら出来るからさ
でもさ話し聞いてアドバイス
するくらいなら出来るからさ
アマリザ
うん。
翔太
二人共…(泣)
続く