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もう一度、また笑えるように。

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もう一度、また笑えるように。

1 - 第1話 終わりと始まり

♥

3,192

2024年02月24日

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らう

フォロワー様100人記念に
この作品を書くことにしました!

らう

青組がメインかな、?

らう

それじゃあ本編〜

𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠

僕はもう、笑えない

いや、正確に言えば

笑い方を忘れてしまったのだ

繰り返す運命の中で

いつしか、

僕は壊れてしまったのだろうか

いや……、

もうとっくに壊れていたのだ

僕はもう僕じゃない

__そうでしょ

これはそんな僕の物語___。

空、一面を覆い尽くす桜

下を向けば

まるで雪のような

真っ白な桜が

地面に広がっている

すごい、きれー

りうら

ね!!めっちゃ綺麗!

ないこ

わざわざ1時間もかけてきたかいがあったな〜

初兎

そうやな〜!

悠佑

来年もまた来ようや!

if

そうだな、来よう!!

そんな6人の

他愛もない会話が

辺りに響いている

りうら

あっ!!そうだ、この近くに海があるらしいよ!

ないこ

え!?そうなの!?

if

まろ行きたいー!(ぽえぼ)

初兎

wwwじゃあせっかくだし、行く?

おぉいいね!行こう!!

目の前に広がる壮大な海

この信号を渡れば、海に着く

みんな、信号が青になるのを

今か、今かと待っている

パッと信号が

青色の光を放つ

if

よしっ!まろが1番〜

僕の相方はそう言って

横断歩道を先に進んで行った

ないこ

待て~俺が1番に行くんだ〜!!

りうら

いや!りうらが1番だ!!

他のメンバーも彼の後に続く

そんな時だった

キキィー

甲高い車の音が辺りに響く

if

ぁ、

気がついた時には遅かった

車がいふくんに向かって

一直線に進んでくる

いふくんッ!!!

必死に彼に手を伸ばす

ドンッ

鈍い衝突音が響いた

間に合わなかったんだ

地面には力なく横たわる

いふくんがいた

ぁ、いふ、くん…

まろ!!!!!!!

メンバーが必死に彼の名を呼ぶ

いや、だ、いふくん、、カヒュ

ヒュッ、カヒュッ

自分の呼吸音がやけにうるさく

鮮明に耳に届いた

4月15日

あれから彼は、目を覚ますことはなかった

もう彼はいない。死んでしまったのだ

二度と会えない

嫌だ。いやだ

君が死んだなんて、

僕は受け入れられなかった

いや、受け入れたくなかったんだ

気がつけば、涙で視界が滲んでいる

喉が締め付けられるような

そんな感覚がする

目をつぶれば、君が見えた気がした

幸せそうに笑う君

そんな記憶を最後に

僕の意識は途切れた

ピピピピ

部屋に響く

聞きなれたアラームの音

思わず僕は、飛び起きた

はぁ、はぁ、

息が荒く、動悸も激しい

そうだ、昨日、君は死んでしまったのだ

ッッ……、

ポロポロ

昨日、あんなに泣いたというのに

思い返せば、

また涙があふれる

いふ、くん……

もう、いない彼の名前を

意味もなく呟く

ピコン

突然、スマホの通知が鳴る

ないちゃん、かな、

そう思ってスマホを手に取った時だった

え、

驚きに目を見張る

だって、スマホの画面に

表示されていた日にちが

4月12日

君がいなくなった、

3日前になっていたのだから

らう

ありがとうございましたー!!

𝐧𝐞𝐱𝐭…♡500

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コメント

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