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まじで素敵な話しで涙が出てきました(´;ω;`)素敵な作品ありがとうございました!!
本当に泣いてしまいました、、。🥲ありがとうございます🙏
あれ?今日って雨降ってたけ?..........あっこれ雨じゃなくて涙がw...............すみません
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
はるちゃん
春千夜
武道
春千夜
沈黙の中,口を開いたのは,俺だった
武道
話があります。 その1通の連絡で、 俺は,2年前、こいつに告白をした場所に連れてこられた.
武道
武道
別れる。その三文字が頭にガンガンと響き、 いつものように温かい声で, 「はるくん。」そう呼んでくれないことに、 俺は冷や汗が出た.
春千夜
自分でも、驚くほどに声が震えた.
武道
春千夜
2年間だ。 2年間も俺たちは一緒に過ごしてきた. それなのにも関わらず、 別れたい理由が合わないから? 納得がいかない俺は,前のめりになって問い詰めた.
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
武道
そう言って、さくらが舞う中俺に背を向け、去っていく武道に俺は叫んだ。
春千夜
春千夜
そう言った時,武道ははっと口を開け、 一筋涙を流した. なんでお前が泣くんだよ。 泣きたいのはこっちなんだよ。
武道
そう一言,小さく呟き、桜の花びらの中に消えていった
春千夜
ずっといたからわかる。 あいつは,本心で言ってない。本心なら、泣いたりしない。それに
春千夜
俺は,桜の花びらを見つめた. 必ずまた見つけ出して、 今度は俺の話も無理矢理聞いてもらおう
春千夜
俺が告白をした場所に、 少し下品な言葉を残して、俺は去った
次に俺たちが再開したのは, 5ヶ月後、日差しの暑い、 あいつみたいな太陽が登った日だった
春千夜
仕事帰り、アジトに戻ろうとぶらぶら歩いていると、 見慣れた金髪。 あいつだ。花垣,花垣武道。 その隣には,10年ほど前だろうか? あいつの隣にへばりついていた 松野がいた。
春千夜
千冬
千冬
松野は驚いた顔をしてこちらを振り返った. 武道はというと、いつものような間抜けな顔で俺を見つめていた
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
少し肩を押すと、簡単に体勢を崩し、体をよろけさせた。 俺の手を松野は掴み、叫んだ
千冬
春千夜
武道
春千夜
春千夜
春千夜
千冬
言い合いをしていた俺らの間に割って入ってきた武道は、 あの青い瞳を俺に向けた.
春千夜
千冬
武道
武道
春千夜
まるで他人のように、何事もなかったように俺のことを睨みつけ、 松野を庇った. それになんだ? 千冬君? こいつらは,そんな浅い仲ではないはずなのに。
千冬
春千夜
春千夜
千冬
千冬
春千夜
千冬
千冬
千冬
千冬
千冬
春千夜
千冬
千冬
春千夜
千冬
千冬
春千夜
千冬
千冬
千冬
春千夜
武道
朝,いつものように、タイマーがなるよりはやくに、 俺は電話の着信で起きた.
武道
千冬
武道
武道
千冬
千冬
千冬
武道
武道
千冬
千冬
武道
武道
千冬
武道
千冬
武道
武道
千冬
千冬
武道
千冬
千冬
武道
頭がぐるぐる回る。 見覚えのない名前、 東卍という名前。
武道
千冬
千冬
武道
千冬
武道
武道
千冬
千冬
千冬
武道
武道
武道
武道
千冬
武道
千冬
武道
千冬
武道
そこから俺は、千冬の単車の後ろに乗せられ、病院に連れて行かれた
医者
千冬
医者
千冬
武道
医者
医者
千冬
千冬
千冬は,医者の肩を強く掴み、 そして、 大声を出した
千冬
医者
千冬
医者
千冬
武道
千冬
武道
武道
医者
武道
武道
千冬
俺は,千冬の手を取り、病室を出た
千冬
武道
俺は千冬の手を取り、 あの日,はるくんに告白をされた場所に訪れた。
武道
千冬
武道
千冬
武道
武道
武道
堪えていた感情が涙となり、溢れてきた.
千冬
武道
武道
千冬
武道
千冬
千冬
千冬
千冬
歯を出して、にかっと笑う千冬。 あぁ…やっぱり…千冬は… あの人に、似てる。
千冬
千冬
拳を突き出し、真剣な眼差しで、俺を見つめた
武道
俺も拳を突き出し、 優しくあてた.
武道
武道
千冬
武道
千冬
武道
千冬
武道
千冬
武道
武道
千冬
千冬
武道
武道
武道
千冬
武道
千冬
武道
千冬
春千夜
ことの経緯を、全て聞いた
千冬
春千夜
同様で頭がいっぱいになる。 暑さのせいだろうか? 頭がガンガンと痛くなる
千冬
千冬
春千夜
渡されたのは, あの時返した、 あいつの家の鍵だった
千冬
千冬
千冬
春千夜
千冬
武道
去っていくあいつらの背中を見つめた.
春千夜
俺との思い出も、全部を,全て忘れた武道。 なにもかも、全て。 明日になれば終わってしまう。
猛烈な吐き気と頭痛に追われ,俺はその日から一週間家に篭った
春千夜
春千夜
久しぶりによく寝たと思った. 最近は休まなかったからな。
朝起きれば,俺は目から涙をこぼしていた
春千夜
理由は簡単だ。 あいつが,夢の中で泣きながら助けて。そばにいて.そう言ったからだ。 俺は馬鹿だ。 記憶を無くしても,あいつはあいつなのに。 記憶を無くしただけで,あいつを見るのが辛くなった. 一番辛いのは,あいつなのに。 愛したやつ1人も守れない俺は,大馬鹿だ。
春千夜
松野からもらった鍵を手に取り,俺は スーツを羽織った. そして,あいつの家へ、足を踏み出した
春千夜
武道
千冬
春千夜
千冬
春千夜
千冬
千冬
春千夜
千冬
そう言って,松野は部屋を出た
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
変わらない。あいつの笑顔。 優しくて。暖かい
そこから俺は,雑談を始めた. 明日になれば記憶は消えるのに。 昔の話が聞きたいと言ったこいつに付き合った
春千夜
武道
春千夜
俺がそういうと,ベッドから身を乗り出して, 俺の頬に優しく手を当てた.
春千夜
武道
武道
春千夜
懐かしい,声色。 懐かしい手の温もり,
武道
武道
武道
春千夜
いつからこんなに泣き虫になったのか。 こいつの影響なのかもしれない。
春千夜
春千夜
15年前。 俺が9歳の頃。 まだまだ未熟で弱いとき、 親から虐待を。友達からはいじめを受けていた.
気持ち悪いんだよ!! 女みたいな顔して!!
春千夜
お前なんかいなければいいのに!
早く死ねよ!! 生きる価値ねぇんだから!
春千夜
毎日暴言をはかれ 毎日殴られて、蹴られての生活。 うんざりしていた俺の前に, 太陽みたいなヒーローが現れた
武道
春千夜
そいつは俺の前で手を広げ, 俺を守った. 殴り合いに負けるほど弱いくせに, あいつらが諦めるまで殴られ続ける、 馬鹿なやつだった
っなんなんだよ!こいつ!! …っ いくぞ!
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
こんなこと, 身内でもない、他人に話すつもりはなかったのに。 小さかった俺は, 口を開いた
春千夜
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
俺の頬に手を当て, 優しく微笑む
武道
春千夜
武道
武道
武道
春千夜
そう言って、 こいつは, 俺の手を取った。
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
次の日も、その次の日も、あいつが俺を覚えていることは無かった。 でも、俺は 毎日あいつの家へ行った。 1年間ずっとだ。
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
俺は,あいつに手を差し伸べた
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
春千夜
武道
俺たちは 朝からかくちょーとココが用意してくれた,昼飯を食べた。 最近の仕事は夜からにしてもらっているため、 こいつと一緒に入れる昼の時間を大事にしている
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
武道
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
どうでもいい時間だが、 暖かく、優しい時間を過ごした
春千夜
武道
春千夜
武道
俺は, 桜の花が掘られた指輪を、 武道の指にはめた。
春千夜
武道
春千夜
春千夜
春千夜
武道
武道
武道は、愛おしそうにそれを見つめた。
春千夜
武道
何も言わない武道を背にして,俺は歩きました。 すると,不意に,袖を掴まれた。
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
武道
武道
武道
武道
武道
武道
武道
おれは、泣きながら訴える武道を 優しく抱きしめた
武道
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
俺たちは, 部屋に入った。
武道
春千夜
布団に入ると, 武道は少し怯えた顔をして,震えていた。
俺は優しく抱きしめて, おでこにキスした
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
そのまま、眠りについた
武道
武道
暗い、暗い、闇の中。
光もない場所,俺はひとり、立っていた
武道
武道
武道
どんなに叫んでも、誰も助けてはくれなかった。 そんな時,一筋の光と、音が聞こえた
ったく。お前は本当に鈍臭いな。
ちゃんとしろ!マイキーの御前だぞ!
武道
おらっ。テメェの好きなやつ買ってきた
今言ったろっ!! …っち!! もっかいしかいわねぇからな! …愛してる
武道
まぁた怪我してきたな!? お前なぁ!?
もう泣くな。 お前には、俺がいるだろ
武道
誰かもわからない声が響いているのに 何故か涙が出てきた。
俺はお前を捨てねぇ。
俺がお前を救ってやるよ。
武道
武道
武道
武道
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
春千夜
武道
忘れなかった。 どうして。ずっと,忘れていたのか
俺の記憶は, 全て鮮明に覚えていた。 はるくんのことも。
持っていた箸を落として, 俺の方を見つめるはるくん。
俺は、走って、飛び込んだ
春千夜
武道
もう離してやらんと言わんばかりに、俺は強く抱きしめ、彼の名を呼んだ
武道
武道
武道
春千夜
春千夜
春千夜
武道
春千夜
武道
武道
春千夜
武道
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
武道
春千夜
春千夜
春千夜
武道
俺たちは, 強く、強く、 抱きしめあった。
君との思い出を桜に乗せて。