テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

君の霊

一覧ページ

「君の霊」のメインビジュアル

君の霊

1 - 君の霊

♥

174

2020年10月26日

シェアするシェアする
報告する

さと・りぃ ━━━━━━━ ☘君の霊☘ ━━━━━━━

炎天下の下 俺は自転車に乗って神社と ____の_______に来ていた

さと

あつ…

何故こんな真夏に神社向かってるかというと…

知り合いがこの神社の神主から許可を貰ってくれたからクラスメイトと肝試しをすることになった

さと

面倒くさ…

今日はその神社の確認ともう1つ個人的な用事で来ていた

個人的な用事の方が俺にとっては大事な物だった 勿論、肝試しも楽しみだった

自転車から降りて  かごにいれた、荷物を持って 階段を登った

さと

はぁはぁ…あっつ

さと

てか、この神社ひろ…

さと

あ…

高校生の男子がいた 俺は_____に重なって見えて驚いた そんなはずない、_____はもう…

1度そう見えたらずっとそう見える

気になってしょうがない

さと

どうしたの…?

この子はこういった

_____

待ってるの

何を?

気になってしまう 熱中症になるかもだし… お節介かもだけど聞いてみた

さと

誰を?

_____

大好きな人

_____

約束したのに…最近来てくれない

大好きな人とは…恋人でもいるのだろうか…? _____に似ているからなんか 変な気分だ

さと

そうなんだ…

_____

でも今来てくれた

さと

今…?

_____

その荷物…!来てくれたんでしょ?

俺は手桶とひしゃくを持っていた ______の墓参りに行くため _______とは付き合って5、6年だ

でも、なんでこれがこの子に会うと思う要素があるのだろうか…?

_____

先に待っておくね

珍しく涼しい夏風が吹いた

瞬きをした 驚いたら瞬きを何度かする 俺の癖だった

目を開けたらあの子はいなかった

さと

まぁ、いいや

さっさと神社の確認してから墓参りに行こ

神社の近く、すぐそこにある墓に歩いて行った

俺は手桶に水を汲んで_____の墓に行こうとしたら

バシャンッ

と、音をたてて手桶とその中に入った水、ひしゃくを 取り落とした

さと

……え

俺は目を擦った

_____

ニコ

俺に向って微笑んだ姿は紛れもなくさっきのあの子で、 俺の…

もう亡くなった愛人で…

近づこうと思ったら…ふっと消えた

さと

あぁ……

もう1度手桶に水を汲みに行った

墓の前に立った

さと

りぃ…

さと

来たよ

さと

約束通り

俺は前に来たときりぃの墓に向って約束した

さと

『また来るから』

りぃ

うん、待ってた

りぃ

約束忘れたかと思ったw

上から声が聞こえた 驚いたけど…

いつもの瞬きの癖なんかしなかった 瞬きしたら消えてしまいそうだから

この声は 俺がずっと聞きたかった声、 ずっと忘れられなかった声、 愛おしくってたまらない声

さと

りぃ…

りぃは墓に座っていた

俺はりぃの手に水を流した

その水を手で受けるりぃ

これは幻でも、俺が作り出した幻影でもない

さと

りぃ…りぃっ…!!

馬鹿みたいに名前を呼び続けた…

今すぐ 抱き寄せたくって でもそれよりも 今すぐ、今すぐっ… 好きって…愛してるって…!!

りぃ

さとくん…

さと

りぃっ

『愛してる…』

☘END☘

花夜

いや最近垢バン多いな…

この方フォローしてください!

この作品はいかがでしたか?

174

コメント

2

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚