水平線 (見てってください)

できるだけ嘘はないように

どんな時でも優しく あれるように

人が痛みを感じた 時には

自分こことのように 思えるように

正しさを 別の正しさで

失くす悲しみにも 出会うけれど

水平線が光る朝に

貴方の希望が崩れ落ちて

風に飛ばされる欠方に

誰かが綺麗と呟いてる

悲しい声で歌いながら

いつしか海に流れ着いて

光って

貴方はそれを見るでしょう。

自分の背中は 見えないのだから

恥ずかしがらず人に 尋ねるといい

心は誰にも見えないのだから

見えるものより 大事にするといい

毎日が重なることで

会えなくなる人も 出来るけど

透き通るほど淡い夜に

貴方の夢がひとつ叶って

歓声と拍手の中に

誰かの悲鳴が隠れている

耐える理由を探しながら

いくつも答えを 抱えながら悩んで

貴方は自分を知るでしょう。

誰の心に残ることも

目に焼き付くことも無い 今日も

雑音と足音の奥で

私はここだと叫んでいる

水平線が光る朝に

貴方の希望が崩れ落ちて

風に飛ばされる欠方に

誰かが綺麗と呟いてる

悲しい声で歌いながら

いつしか海に流れ着いて

光って

貴方はそれを見るでしょう。

貴方はそれを見るでしょう。