○○
えーと、、
○○
お風呂とか服とか用意してもらっちゃってありがとうございます
???
いいんだよいいんだよ!
???
ごめんねブカブカの服しかなくて
○○
全然っ!貸してもらえるだけでも感謝です!
???
君ほんとに小学五年生?
○○
え?((ギクッ
???
対応が大人っぽいね!うちの子達とは大違いだよ
???
兄貴。聞こえてんだけど
???
ほんとよねムッ
○○
えーと、みなさんなんて呼べば…?
???
あぁ、
???
自己紹介がまだだったな!
真一郎
俺は佐野真一郎。
真一郎
んで、そっちが
万次郎
万次郎。マイキーって呼んで
エマ
私はエマ!よろしくね!
○○
…!!!!!
○○
(これって、、)
○○
(前世で読んだ)
○○
(自分が大好きだった漫画、、)
○○
東京リベンジャーズ!?!?
万次郎
あ?
エマ
え、この子大丈夫…?
真一郎
あはは〜、眠いだけだろ
○○
あっ、いやなんでもないです
○○
私は○○って言います
○○
よろしくお願いします。
真一郎
礼儀正しいな!
真一郎
2人も見習えよ!
万次郎
俺が1番だから
エマ
エマの部屋行こーよ!
○○
えっ?あっ、うん!
○○
エマちゃんの部屋可愛いね!
エマ
でしょ?
エマ
ねえねえどこから来たの?
○○
××って所だよ
エマ
近いんだね!
エマ
家族は?
○○
…
○○
それが、いないんだ、
エマ
そうなんだ、
エマ
悪いこと聞いちゃったね
エマ
ごめんね、
○○
ううん!全然いいよ!
○○
むしろ友達が出来たみたい!
○○
ありがとう!
エマ
いいえ〜!
真一郎
意外と打ち解けてるみたいだな((コソッ
万次郎
そーだね
エマ
ちょっとお兄ちゃん達盗み聞きしてるでしょ!!
エマ
女の子の話なんだからどっか行って!!
真一郎
は〜い💦万次郎も行くぞ
万次郎
ん
このまま1ヶ月の時が経った
ずっとこのまま続けばいいのになんて
高望みだろうか、 なんて思ってきた矢先。
真一郎
なぁ。○○
○○
ん?
真一郎
話があるんだが、ちょっといいか?
○○
うん
真一郎
お前を佐野家の一員にしたいと思うんだ
○○
!?
真一郎
このままただの居候ってだけな訳にも行かない。これはじいちゃんと俺と万次郎とエマの4人で話して決めたことだ。
真一郎
もし、○○がいいなら
真一郎
家族にならないか?
○○
…ウルッ
○○
なってもいいなら、
○○
お願いしますっ
真一郎
よかった!
エマ
ほんと!!?
エマ
やったー!
万次郎
よかったなタイヤキモグモグ
○○
嬉しいなぁ
一同
あははっ!w
○○
この時は嬉しかった。
○○
好きな漫画の家族になれたことが。
○○
でも、
○○
それよりも、
○○
家族の以内私にそう声をかけてくれたのが、
○○
1番の救いだった。
○○
だからだろうな
○○
漫画のことを完全に忘れていた。
○○
忘れてはいけなかった。
○○
真一郎兄さんの事件を。
○○
世界の歯車が狂ったあの日を
続く