大森元貴が虐められる話

⚠️注意⚠️ 学パロ ほぼほぼ捏造 いじめ･虐待 もとぱ

生きるのが辛かった

苦しかった

なんのためにここにいて

なんのために生きているのか

分からなくて

やってくる明日を

ただひたすらにもがいてた

元貴の部屋

4月7日(月) 6:00

母さんは、僕が物心のつく前から当たりが強かった

育児に対してあまり真剣じゃなくて

僕が小学校に上がると、暴言とか、暴力とか振るってくるようになった

父親も父親でクズだったから、そんな母さんを止めることなんてしないで、お酒を飲むばかりだった

他所では社交的で穏和な態度を取っているから、そのストレスが全部僕に向いていたんだろう

毎日毎日殴られて、罵られて。

いつしかそれが当たり前になってた

父親が飲酒運転で轢き逃げをして逮捕された

僕が小学4年の時だ。

その出来事のせいで、僕は学校で虐められるようになった

「犯罪者の息子」

それが僕のあだ名

学校に行けば虐められるし、家に帰っても殴られる

僕の居場所はどこにもなくて

小6になる頃には、自分の部屋に閉じこもってた。

その時、音楽に出会った

曲を聴いている間は、母さんのことも、学校のことも、全部忘れられた

だから、自分でも曲を作ってみた。

色んなものを売って、必死にお金を貯めて機材を集めた。

いつしか音楽だけが、僕の拠り所になってた。

今日は高校の入学式

遠いところに行こうと思ったけど

不登校の僕の学力じゃ到底無理で、地元の公立高校を選んだ

小学校中学校の同級生も、大勢いる。

きっと高校でも、同じことの繰り返し。

僕が普通の人生を送ることなんて、一生叶わない。