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アルカヴェ│腰が痛いカーヴェの一日

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アルカヴェ│腰が痛いカーヴェの一日

1 - アルカヴェ│同居人の意地悪

♥

825

2023年06月27日

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林檎

土曜か日曜に投稿するとか言ってたけどがっつり忘れてた

林檎

ごめんなさい、、、

林檎

林檎はこういう奴なので今後も期待しないで下さいね…

林檎

今日の内に投稿したいから結構雑になるかもです!

林檎

それでも良い方はどうぞ!

※色々な状況を入れているので、地雷がある方はUターンをおすすめします。 ※微R18表現はあります。 ※話の中にそういうのが出てくるシーンが多々あります。ご了承ください。

カーヴェ

ん、…

カーヴェ

あれ…僕は何故ここに…?

朝、目が覚めるとアルハイゼンの部屋にいた。

何かいつもと違う違和感が体全体に感じた。

寝起きでぼんやりとした視界で布団の中を見る。

カーヴェ

…え、?

カーヴェ

これは…どういう……?

違和感の正体は、服を着ていない事だった。

一体これはどういう事だろうか。

僕には理解が出来ない。

理解したくない。

とりあえず服を着なければ、と思い辺りを見回す。

カーヴェ

あった!何でこんな事に…!

棚の上に雑に置かれた自分を服を見つけた。

取りに行こうとベットから降り、立ち上がる!

カーヴェ

い、っ…た!

刹那、腰に激痛が走る。

立つ事ができず、そのまま崩れ落ちるように床に座り込む。

アルハイゼン

…カーヴェ。起きたか。

カーヴェ

ア、アルハイ…ゼン…。

アルハイゼンの顔を見ると昨日の記憶が徐々に蘇ってきた。

昨日、僕はアルハイゼンの金で酒を飲んでいた。

そこまではいつもの光景だった。

時計が真上を指した少し後に、僕は家に帰った。

カーヴェ

ん…ふぅ……、。ただいまぁ!

扉を開けると、アルハイゼンが立っているのが見えた。

今思えばかなり怒っていたのだが、酔っている僕は気付きもしなかった。

カーヴェ

あ!!アルハイゼンじゃあないか!

カーヴェ

僕の帰りを待っていてくれたのかい?ん〜?

するとアルハイゼンは不機嫌そうにこう言った。

アルハイゼン

はぁ…。

アルハイゼン

また酒を飲んでいたのか。こんな事に金を使うだなんて失望したぞ。

''失望''という言葉をアルハイゼンの口から聞いた瞬間、ショックを受けた。

アルハイゼンの口から''失望''なんて言葉を中々に聞かないものだったので、仕方が無いだろう。

そして僕は感情任せに涙ぐみながらこう言った。

カーヴェ

なんだよぉ…!失望って!

カーヴェ

アルハイゼンは…僕の事がきらいなのかぁ…?

その言葉が彼に火をつけてしまったのかもしれない。

アルハイゼン

それは…俺を誘っていると解釈しても良いんだな?

カーヴェ

んえっ?何言って…ってわっ、!

この男は笑みを浮かべながら僕を軽々と寝室まで運んだのだ。

そして今この状況である。

アルハイゼンの部屋で寝ていて服も着ていない。

おまけに腰が痛いと来た。

これはつまりそういう事なのだろう。

それを理解した瞬間、急激に恥ずかしくなってしまった。

勿論顔が赤くなり、涙目でアルハイゼンとは違う方向を見て叫んだ。

カーヴェ

あぁああっ…!僕は…!僕はっ!なんて…事を!!!!

カーヴェ

何て事をしてしまったんだっっ!!!

そう叫んでいるとアルハイゼンがため息をついた。

流石に叫ぶのは失礼だと思ったが、どうやらアルハイゼンは違う理由でため息をついたらしい。

アルハイゼン

この様子じゃ昨日の事も覚えていないようだな…残念だ。

カーヴェ

とりあえず…何でも良いから僕の服を取ってくれないだろうか…?

そう言うとこの男は笑みを浮かべながらこう言った。

アルハイゼン

服?すぐ上にあるぞ。立ち上がって取れば良いじゃないか。

アルハイゼン

俺よりも君の方背が高い。君なら確実に届くはずだが?

本当にこの男というやつは。

僕の腰が痛いのを知りながらこう言うのだから心底タチが悪い。

カーヴェ

君って…やつは!!!

カーヴェ

どうせ昨日のは…!激し…かったのだろう!

カーヴェ

そのせいで僕の腰は今とても悲痛の叫びを上げているんだ!!

アルハイゼン

何の事だ。俺は誘われたから付き合っただけだが?

カーヴェ

もう何でも良いから僕の服を取ってくれ!恥ずかしくて仕方ない…!

そう言うとアルハイゼンは名残惜しそうに服を渡した。

だが、手は離さなかった。

カーヴェ

…どういうつもりだ。

アルハイゼン

体が不便なのだろう?着させてやる。

この男の思考回路に着いていけない。

僕を困らせて自分は楽しんでいる。

何回考えてもタチの悪い奴だ。

カーヴェ

もう何でもいい!早く服を!

アルハイゼン

何でもいい?じゃあ俺が着させる。いいな?

カーヴェ

いや…それは……、!

アルハイゼン

''何でも良い''と言ったはずだが。それとも俺の聞き間違えか?

カーヴェ

あぁぁ!もういい!着させるなら早く着させろ!

アルハイゼン

床だと着させにくい。ベッドに上げるぞ。

カーヴェ

はぁ?僕は自分で上がれる!誰も頼んで…

アルハイゼン

意外と軽いな。

カーヴェ

最後まで話を聞くという事が出来ないのか!君って奴は!

カーヴェ

もう疲れた…早くしてくれ…。

アルハイゼン

分かった。

そう言うとアルハイゼンは僕の服を取って僕の後ろへと回った。

カーヴェ

ひっ…、あぅっ…、

カーヴェ

な、何するんだぁっ…!

刹那、アルハイゼンの指が滑るように僕の背中を伝った。

あまりにも不意打ちだった為、変な声が出てしまった。

アルハイゼン

手が滑ってしまった。

カーヴェ

君って奴は…!

カーヴェ

もうやるなよ…。

アルハイゼン

…。

カーヴェ

アルハイゼン?もうやるなよと言っているんだ!!聞こえているのか!

アルハイゼン

うるさいぞ。少しは黙ったらどうだ。

カーヴェ

ひあっ、ぅ!

カーヴェ

アルハイゼン…また…やったな!

カーヴェ

もういい!服は自分で着る!早く服を貸せ!

アルハイゼン

…。

アルハイゼンは服を持ったまま動かない。

どうしても服を着させる気なのだろう。

アルハイゼンが持っていたのは上の服だったので、とりあえず下の服を自分で着た。

それを見るアルハイゼンの目は少し寂しげではあったのだが、気にせず下の服を履き終えた。

カーヴェ

アルハイゼン。上の服を貸すんだ。

アルハイゼン

…俺が着させると言った。

カーヴェ

君は信用ならない。

アルハイゼン

約束しよう。もう何もしない。

カーヴェ

本当にどうにかして着させたい様だね…!

カーヴェ

ならもういい!正面からなら着させてもいいぞ。

アルハイゼン

…要望が多い奴だな。

カーヴェ

誰のせいだと思っているんだ!

そう言うとアルハイゼンは僕の前に回った。

何故か距離が近いような気がしたがそこは黙っておく。

カーヴェ

もう何もしないってさっき君が言ってたからな。

カーヴェ

もう何もするなよ。

アルハイゼン

はぁ…分かった。

そう言うと問題なく服を着せられた。

僕の髪が服の中に入ってしまっていたので、それをあげようとアルハイゼンは首に手を回す。

カーヴェ

いいよ、髪ぐらい自分で…

すると強引に引き寄せられ、唇が触れ合った。

一瞬何が起きているか分からなくて、固まってしまう。

故に身を任せてされるがままにキスをした。

しばらくすると、2人の唇を繋いでいた唾液の糸がぷつんと切れ、顔を見あわせた。

見合わせてほんの数秒、僕は恥ずかしくて目を逸らした。

アルハイゼン

何故目を逸らす。君の顔が見たい。

カーヴェ

だって…目を合わせられる程僕の心には余裕が無い。

アルハイゼン

なんとも可愛らしいことを言うな。

カーヴェ

僕を殺す気か?

アルハイゼン

そんな事はしていない。君が死ぬのは嫌だからな。

カーヴェ

あーもう!君って奴は!

そう言いながらアルハイゼンにハグをする。

何故こうしたのかは自分でも分からないが、これが1番顔を見られないしまぁいいかと思った。

カーヴェ

少しは黙ってくれよ…ばか。

アルハイゼン

はは、言い過ぎたな。すまない。

カーヴェ

思ってない癖に…。

そういう会話をし、僕達はしばらくハグをした。

だが何故か、悪い気分では無かった。

少し、嬉しいような気持ちだった。

林檎

本当は昼とかも書きたかったんだけどさ…

林檎

時間も眠気もやばくて朝だけで終わりにしちゃった

林檎

もしかしたら連載するかも

林檎

このイチャイチャだけで許してくれ。

林檎

自分的にはアルハイゼンがカーヴェの背中なぞるとこ結構気に入ってる

林檎

服は背中露出してる設計だけど実は背中弱くあって欲しい願望半分何だけども

林檎

空くんとかタルタルも腹出してるから腹弱くあって欲しい。

林檎

そう思いながらいつもpixivを見ております。

林檎

という林檎の心境でした

林檎

とても眠いので終わります

林檎

何故なら昨日メイド服を5時まで作ってて1時間しか寝れていないのだからなはっはっは…

林檎

それじゃー

林檎

ばいちー

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825

コメント

5

ユーザー

あ、口角が群玉核に……

ユーザー

あぁ。好きだわ保存っと

ユーザー

今見返したけど最初のとこ''アルハイゼンの部屋にいた''なのに''アルハイゼンの家にいた''になってましたぁぁ、、ごめんなさい!!

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