ひとめぼれ

🦖視点

えとさんとLI◯E交換しちゃったよ。

大人になったえとさんも可愛かったなぁ。

うりは俺の恋愛相談を聞いてくれて、

あの日のひとめぼれも

うりだけが知っている。

はぁ！？それって・・・。

うそだろ！？

橙寺財閥って超有名じゃん！

まさか、橙寺財閥の令嬢なんて。

聞いてねぇよ〜！

色々タイミング悪。

あぁ〜！もう！なんだよ！

は？

夏帆視点

もしかして、

あぁ〜、じゃぱくんかわいい！

私から電話もらえて照れちゃって！

またチャンスはあげるから♡

まずは今まで通りから。

友達以下よね。w

あ、これまずいやつだ。

早めに手を打たないとなぁ。

・・・良いこと思いついた！

フフッ。かかった。

完ぺき！

まだ、私を信じない？

えとの呪いがかかってるのね？

早く私の元に戻ってきてよ。

じゃぱくん。

愛してるよ♡

~回想~

えとと始めて会ったのは中学生。

成績優秀で運動もできたから、

とてもモテていた。

そんなえとが、昔から大っ嫌いだった。

かわいい私に寄ってくる男子は、

私をみているようで、みていなかった。

何でみんな、えとをみて言うの？

許せない。

クラス1のモテ男、イケメンくんにかわいいって言ってもらえた！

嬉しい！

私の欲しいものばかり、あいつは手に入れる。

どうして？

別の日も、イケメンくんはえとの近くにいた。

クラスの女子も、えとなら許すとか言って

イケメンくんといることに文句は言わなかった。

イケメンくんまで、えとに行っちゃうの？

あ〜、イケメンくんもか。

こうなったら、

えとが私をチラリと見る。

そこから誰もえとに近づかなくなって、

私の周りに人が増えた。

あぁ〜。なんて気持ちいいの！

~現在~

最近じゃぱくんと話してる時は誰かと思ってたけど、

えとだったんだね！

ようやくちゃんと思い出した！

えとなら尚更、もっともぉ〜っと、

深ぁい地獄に堕としてやらなきゃ！

あっはははは！

えと！ 許さないからね！