手紙を読み終わった後、私達は、その場に立ち竦んだ 足の力が抜けて、その場に座り込んでしまった すると封筒が光り輝く何かが出てきた 指輪だった
この指輪つけて欲しいな
と、メモに書いてあった
海斗
美月、大丈夫か?
美月
うん…
陸
なんかあったら
結月
私たち頼ってね
美月
ありがとう
お父さんが亡くなったから一週間が経ち、葬式をした 葬式は、お父さんの要望通り、豪華すぎないように お父さんが好きだったツキミソウをメインとして考えた 喜んでるかな? 喜んでたら嬉しいな
仁
美月
美月
何?
仁
お父さんの件聞いたよ
美月
うん
仁
今度お父さんに御線香あげにいきたいんだけど
美月
いいよ
仁
ありがとう







