余命一週間

⚠︎この話には以下の要素が含まれます ・水白 ・nmmnの意味がわからない方はご閲覧を控えて頂くか、一度調べてからご閲覧下さい ・本人様には一切関係ありません

コメ欄では本人様の名前を出さず、検索避けをして下さい 例:(りうらさん→🐤さん、赤さん、最年少さん等)

ドンッ！

歩き慣れていないせいで息切れをおこしてしまう上に、フラフラとしてしまう それ故に、人とぶつかってしまった

ぶつかった相手は、綺麗なダイヤのような色をした目

それに、男性とは思えないほど高く可愛い声をしている

いわゆるショタボというやつだろう

そんな彼は俺を心配しているかのような表情を浮かべながら、俺に手を差し出した

フラ…

立つ力がついに無くなってしまい、手を掴んだ瞬間にフラリと彼の方に倒れ込んでしまった

俺はすぐさま離れようとしたが、力が入らない為どうも離れられない

するとそれを察したのかはわからないが、彼は少し踏ん張り俺の背中に手をまわした

①外に出てみる☑️

久々に太陽に照らされた 今日は運の良い事に快晴だ 生暖かい風も心地良く、今の俺には全てが綺麗に見える

②友達をつくる☑️

ガララッ

ぎゅっ！！

先程まで笑顔だったはずのいむくんが急に暗い顔になった その上、声のトーンも一気に下がった

そんないむくんに俺は少しの恐怖心を抱いてしまった

久々に食べたお菓子の味、食感に驚いてしまう

病院食は味付けが薄く、好きではない

理由は一部の方は味が濃ゆすぎると、病気により体調を崩してしまうからだと聞いた記憶がある

③お菓子を食べる☑️

ぎゅっ

いむくんは俺の手を握り、上目遣いでそんな発言をした

そんないむくんのことがどうも可愛く見えてしまった

俺は耐えきれなくなり、いむくんの口を思い切り塞いだ

だんだんと顔があつくなっていく感覚がした 赤面になってしまっている気がして、恥ずかしさにより俯いてしまう

ぐいっ

グググッ…

いむくんの腕を掴み、無理矢理離そうとする しかし、やはり上手く力が入らない

やっと顔のあつさが引いてきたかと思えば、また戻ってきてしまった

パシャッ

久々に誰かと話して楽しいと感じた 久々にここまで笑った

④友達とより仲良くなる☑️

いむくんが帰ってしまった

辺りがしんと静まり返り、その温度差のせいで落ち着けない

そして何より…

今まで基本一人で過ごしていた為、一人には慣れているはずだ

だというのに、なぜ俺はここにきて「寂しい」と思ってしまったのだろうか

気が付けば日が暮れ、夜になっていた

チラリと時計を見てみれば、現在時刻は23時23分

「1日ってこんな早く経つもんやっけ」なんて横になりながらぼーっと考える

しばらくすると、俺は深い眠りについていた

…いむくん？

あっちって…どこ？

別にあっち、なんもないで？

何を見つけるん？

…？

ごめん、聞こえへんかった

なん

て？

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