メルシー
えっと…次は…
メルシー
スカラビア寮…?
メルシー
アラジンをテーマにした…やつ…かな…?
メルシー
見た目的にめっちゃアラジン(?)
???
どうしたんだ?俺の寮に用があるのか?
メルシー
はい、そうですね…
???
じゃあオレが紹介するぞ!
メルシー
はあ…?
カリム
オレはカリム・アルアジーム!よろしくな!
カリム
本当は副寮長のジャミルと一緒なんだがな…少し迷子になってしまってな…
メルシー
カリムさんがですよね…?
カリム
あぁ、そうだ…最近良く迷子になってジャミルを困らせるんだよ…
???
おい、カリム…どこ行った…?
メルシー
あれ…?遠くにいる人……カリムさん探してるんじゃないんですか?
カリム
そうなのか?どれどれ…
カリム
って、ジャミルじゃないか!!
???
……誰…?って
???
おいカリム…1人でどこ行ってた…
カリム
済まないなぁ…オレが迷子になってしまったせいで…
???
何歳にもなって迷子になってる…
カリム
本当に済まない…ジャミル…
ジャミル
大丈夫だ…
ジャミル
てか、横にいる、お前。何者だ?
メルシー
あっ、僕はメルシー・アーカインドペーソンよ☆よろしく頼むぅ
ジャミル
メルシーか…よろしく頼む…
カリム
済まないな、良く聞こえなかったからもう1回自己紹介してくれないか?
メルシー
いいですよぉ〜☆
メルシー
僕はメルシー・アーカインドペーソン。別の世界から来た者です。
カリム
それはそれは大変で…
ジャミル
?
カリム
お茶でもお持ちしますか?お母様。
ジャミル
お母様…?
カリム
そこにぼーっと立ってどうしたの。
ジャミル
カリムどうした。
ジャミル
(目の色が違う…まるで俺と同じ洗脳系の魔法じゃないか…)
ジャミル
(お母様という喋り方からして…シンデレラの…お母様か…?それでカリムは姉達…)
ジャミル
(メルシーは魔法が使えないんじゃなかったか…?どういうことだ…)
ジャミル
おい、メルシー。カリムの洗脳を解いてくれないか?
メルシー
洗脳…?
メルシー
カリムさんがどうされたんですか?
カリム
……
ジャミル
!?
ジャミル
(メルシーは普通の魔法は使えないで、ユニーク魔法が使える生徒なのか…?)
ジャミル
(ユニーク魔法は 自分が頂点に立つもの。か…)
ジャミル
(結構めんどくさいユニーク魔法だな…自分が1番上だからな…)
ジャミル
(ユニーク魔法を解くには…メルシー自信が我に返ることだな。)
ジャミル
(攻撃等で、ユニーク魔法を防いだりできるのか…?)
ジャミル
(色々試したいところだな。)
カリム
おい、ジャミル何考えこんでる?
ジャミル
あぁ、すまん、少し考えてただけだ。
メルシー
ずっとぼーっとしてますよ?大丈夫ですか?
ジャミル
嗚呼、大丈夫だ
カリム
何かあったら言えよ!
ジャミル
わかった。
ジャミル
(メルシーは自分のユニーク魔法に気づいていないな。)
ジャミル
そういえばメルシー。
メルシー
はい?
ジャミル
次行く寮とかあるか?
メルシー
あぁ、まだまだありますよ!
メルシー
一緒に来ます?
ジャミル
嗚呼、お願いする
メルシー
了解です!
メルシー
カリムさんはどうされます?
カリム
俺は寮に帰るぞ!
ジャミル
警備はどうすればいいか…
ジャミル
そうだ、寮生に頼もう。
ジャミル
おい、寮生ら!
寮生ら
はい!!
ジャミル
カリムの警備を頼む
寮生ら
了解しました!!
カリム
警備なんていらないんだけどなぁ…
ジャミル
警備しないと俺が怒られるだろ?
ジャミル
まあそんなことはいい。
ジャミル
夜がくれる。速く行くぞ
メルシー
はーい!