椿
あーあまたこの時間がきたか
椿
(数ヶ月前から中学生になった私は躊躇いながらもソフトテニス部に入ったが、早くも私は後悔していた。)
莉央
ねー早くしてー
椿
(今喋ってるのは、顔は良いが、性格が悪くて有名な莉央)
椿
しかも
茜
うるっさいなー黙ってよー
椿
(その莉央と仲良しで、口が悪い茜)
椿
これでも嫌なのに、
璃音
まぁまぁしょーがないって
椿
(人が居る前では、いい子ぶる璃音)
椿
この3人は、陽キャまぁ、言わゆる一軍である
椿
もうお分かり頂けたと思うが、そう。
この部には、私が嫌いなタイプしか、ほぼほぼいなかったのだ。
この部には、私が嫌いなタイプしか、ほぼほぼいなかったのだ。
椿
こんな事なら、美術部行けば良かった。
結月
ねー
椿
それは、普段明るく、皆平等に接する結月ですら、私に同情した程。
椿
こんな部なら、すぐにでも辞めるそう一時期思ってすらいた。
椿
だか…
結月
こんな事なら、辞めたいよー
椿
いや、まだ入部して半年でしょ?まだ頑張ろよ!
椿
こうして、私のプライドがソレを邪魔していた。
椿
そんな私は、更にこの関係を悪くしてしまった。