/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
芽依
ねぇ聞いて、
闇堕ちマイキー
なんだ、
芽依
私屋上に行ったの、
闇堕ちマイキー
なぜだ、？
芽依
（靴を脱ぎかけた時に）
芽依
三つ編みの先客に声を掛けちゃったの
闇堕ちマイキー
おう、？
芽依
「ねぇ、やめなよ、」
闇堕ちマイキー
どうして屋上に行ったんだ？
芽依
少しの間だけ聞いてくれる？
闇堕ちマイキー
おう、？
芽依
口をついて出ただけ、
芽依
本当はどうでもよかった、
闇堕ちマイキー
どうでも良くないだろ、
芽依
（先を越されるのが、）
芽依
何となく癪だった、
闇堕ちマイキー
…………………
芽依
三つ編みのは語る
闇堕ちマイキー
なんて言ったんだ？
芽依
どっかで聞いたような事、
三つ編みの子
運命の人だったの、
どうしても愛されたかったの、
どうしても愛されたかったの、
芽依
ふざけんな！！！
三つ編みの子
ビクッ
芽依
そんなことくらいで！
三つ編みの子
そんなことって、！
芽依
（私の先を越そうだなんて、）
欲しいものが手に入らないなんて、
芽依
（奪われたことすらないくせに）
三つ編みの子
………………
三つ編みの子
話したら楽になったよ！
三つ編みの子
ありがとう
芽依
って、三つ編みの子は消えていった、
闇堕ちマイキー
凄いな、自殺を止めたのか、
芽依
さぁ、今日こそは
闇堕ちマイキー
今日こそ、？
芽依
（と、靴を脱ぎかけた時に）
芽依
背の低い女の子
芽依
また声を掛けてしまった、
闇堕ちマイキー
おう、
芽依
背の低い子は語ったの、
クラスでの孤独を
背の低い子
無視されて、奪われて、
居場所がないんだ泣
居場所がないんだ泣
芽依
ふざけんな！！！
背の低い子
ビクッ
芽依
そんなことくらいで！
背の低い子
そんなこと、
芽依
（私の先を越そうだなんて、）
芽依
それでも、うちでは愛されて
芽依
温かいご飯もあるんでしょ？
背の低い子
お腹がすいちゃった
背の低い子
ありがとう
芽依
ﾆｺ
芽依
と泣いて、背の低い子は消えていった、
闇堕ちマイキー
また、止めたのか
芽依
そうやって、何人かに
芽依
声を掛けて、追い返して、
闇堕ちマイキー
そんなに居たのか、
芽依
（私自身の痛みは誰にも言えないまま）
闇堕ちマイキー
大丈夫か、？
芽依
…………
芽依
初めて見つけたんだ
闇堕ちマイキー
何を？……
芽依
（似たような悩みの子）
芽依
何人目かに会ったんだ、
芽依
黄色いカーディガンの子
闇堕ちマイキー
（芽依に似てる……）
黄色いカーディガンの子
うちに帰る度に、増え続ける痣を、
消し去ってしまうため、ここに来たの、
消し去ってしまうため、ここに来たの、
と、言った、
口をついて出ただけ！
本当はどうでもよかった！
思ってもいないこと！
でも、声を掛けてしまった、
芽依
ねぇ、
芽依
やめてよ…………
黄色いカーディガンの子
……………………無理だよ、
嗚呼どうしよう
この子は止められない、
芽依
（私には止める資格がない、）
芽依
それでも！
芽依
ここからは消えてよ！！
三つ編みの子
………………
芽依
君を見ていると苦しいんだ……
三つ編みの子
……じゃあ今日は辞めておくよ
芽依
って、目を伏せたまま消えていった、
闇堕ちマイキー
おい、今どこだ、
芽依
今日こそは誰もいない、
芽依
私1人だけ
闇堕ちマイキー
屋上か！？
芽依
誰にも邪魔されない、
芽依
邪魔してはくれない！！
闇堕ちマイキー
今行く！
芽依
カーディガンは脱いで、
芽依
三つ編みは解いて、
芽依
背の低い私は、
芽依
今から飛びます！ﾆｺ
芽依
ﾊﾞｯ
闇堕ちマイキー
Σ⊂(・∀・)ｶﾞｼｯ
芽依
ッ！
芽依
離して！！
闇堕ちマイキー
もうこれ以上は失いたくないんだ
芽依
(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)
闇堕ちマイキー
助けてって言え
芽依
……万次郎、助けて泣
闇堕ちマイキー
(*´罒`*)おう！
闇堕ちマイキー
(´｡>ω(•ω•｡`)ぎゅー
芽依
おわっ！
芽依
もう笑
闇堕ちマイキー
これからは、離れないで
芽依
分かった笑
HappyEND
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
