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次に目を開いたとき、僕の足は動かなかった
瓦礫に埋まってて動かない
体の色んなところを怪我しているのか全身が痛い
周りから音がしない
誰もいないんだろうか
暗く、一人でとても怖い
見つけて貰えないかもしれない、タヒんでしまうかもしれない
そんな考えばかりが考えたくないのに浮かんでいく
早く見つけて、早く助けて
僕はここにいます
そんな声も届くことなく消えていく
だんだん瞼が重くなっていく
もうタヒんでしまうのかもしれない
もっと早く動けていたら、避難できていたら…
寝たら終わり、分かっていても抗えず眠りに落ちていく
どれくらい寝ただろうか…
もう助けて貰えないかもしれない
そう思っていた
青〜ッッ!!
どこにいるんだ〜ッッ!?
青
聞き覚えのある声が耳に入った
今しかない、力を振り絞って全力で声を出す
青
青
青ッ!?!?
声の主がこっちに来た、助かった
やっと助けが来てくれた
嬉しくて、安心して、何度も叫んだ
青
青
足や体が軽くなる
瓦礫をどかしてもらえた
桃
青
助けて、、貰えた
僕…生きてる
桃
橙
黄
桃
青
桃
桃
黄
橙
桃
桃
黄
外に出るとそこらじゅうの家が潰れ、道の脇には瓦礫が散乱していた
青
すぐそこに炎が迫っていた
桃
黄
橙
桃
桃くんは僕に触れてそういった
黄
橙
僕は地震というものを甘く見ていた