玲王
…まじ、千切かっこよすぎんだよぉ、

玲王
だってさ!!

黒名
…あなたが愛を語るのなら)

黒名
…それを答とするの?)

目をつぶったふりをしてるなら
この曲で醒ましてくれ!
黒名
誰も知らぬ物語)

黒名
…思うばかり)

黒名
壊れそうなくらいに、)

玲王
ぇ、

黒名
ぁごめん、ごめん玲王暖かすぎて、

玲王
かわぃーなぁ!お前は!!

見境無い 感情論 許されるのならば 泣き出すことすらできないまま 呑み込んでった。
黒名
叫ばせて…。

玲王
…、?

黒名
世界があたしを拒んでも 今、

黒名
愛の唄 歌わせてくれないかな。

黒名
もう一回!!!

黒名
誰も知らないその想い

黒名
この 声に預けてみて もいぃか な、

玲王
黒…名、?

黒名
あなたには僕が見えるか?

黒名
あなたには僕が見えるか!!!

黒名
ガラクタばかり投げつけられてきたその背中。

黒名
…それでも好きと言えたらなら

黒名
それでも好きを願えたら!!!

黒名
ああ、あたしの全部にその意味はあると____。

玲王
ぁえ、?

玲王
す、ぁき、ぃや、

玲王
あ、

玲王
…、

玲王
…ねぇ、愛を語るのなら

玲王
その胸には誰がいる…?

玲王
こころのはこを抉じ開けて

玲王
さぁ、生き写しのあなたを見せて?

黒名
ぁ、…あたしが愛になれるのなら

黒名
今その色は何色だ

黒名
孤独なんて記号では収まらない

黒名
心臓を抱えて生きてきたんだ!

黒名
ドッペルもどきが其処いらに溢れた。

黒名
挙句の果ての今日、

玲王
残されたあなたが

玲王
この場所で今でも

玲王
涙を堪えているの…?

玲王
あたしは知っているわ。

玲王
この場所は

玲王
あなたに守られてきたってこと!

黒名
痛みなどあまりにも慣れてしまった。

黒名
何千回と巡らせ続けた

黒名
喜怒と哀楽。

黒名
失えない喜びがこの世界にあるならば…っ

玲王
手放すことすら出来ない悲しみさえあたしは。

玲王
この心の中つまはじきに

黒名
してしまうのか?

黒名
それは、

玲王
いやだっ!!

黒名
どうやってこの世界を愛せるかな、

黒名
いつだって転がり続けるんだろう

黒名
ねぇ、いっそ

黒名
誰も気附かないその想い。

黒名
この唄で明かしてみようと思うんだよ。

黒名
あなたなら何を願うか。

黒名
あなたなら何を望むか、

黒名
軋んだ心が誰より今を生きているの

黒名
あなたには僕が見えるか?

黒名
あなたには僕が見えるか
…?

黒名
それ、あたしの行く末を照らす灯なんだろう?

玲王
ねぇ、あいをさけぶのなら

玲王
あたしはここにいるよ。

玲王
ことばがありあまれどなお、

玲王
このゆめはつづいてく。

玲王
あたしがあいをかたるのなら

玲王
そのすべてはこのうただ。

玲王
だれもしらないこのものがたり

玲王
またくちずさんでしまったみたいだ。

玲王
おかえり!

玲王
このあとどうなったかって?

玲王
黒名は飛び降りてったよ

玲王
?

玲王
とめなかったのかって?

玲王
いやいや!

玲王
俺はこの世にいないよ?

玲王
どうやってとめるのさ

玲王
誰かが僕の噂をしていたじゃないかって、

玲王
今日はとっても、とーーーっても!!あつい夏の日だよ。

玲王
みんな学校なんかきてないよ。

玲王
じゃあ僕たちは何を見たのか…って言わてもなぁ

玲王
黒名の幻でも見たんじゃない…?

玲王
正直登場したのは回想の女の子と黒名と俺と…

玲王
千切だけじゃん!

玲王
ひとついうけど僕は黒名のことすきじゃないから、

玲王
ちょっとも気持ちは傾いてないよ!

玲王
だけど、千切は三回忌にもきてくれない!!

玲王
ひどいよぉ、

玲王
だからあいつとお話してただーけ!

玲王
千切がくるのをずっとずーーーーーーーーーぅと!!待ってるよ。

玲王
見てんの気附いてるから。
俺の千切裙。

曲:アウノウンマザーグース
作者:waoka
歌:初音ミク