藍月
莇
樹莉愛
前の学校が相当好きだったんだろう 。今までにないくらい 、満面の笑み じゃないのに 林さん が 輝いて見えた 。美人 な 顔 してるから てっきり 大人っぽい 笑顔 を するのかと思ってたら 、こんな 幼い 笑顔をするんだ 。 と うっかり 見惚れてしまう 。話しかけられているのにすら 気付かず 、
樹莉愛
莇
樹莉愛
莇
あれ 。苗字 までは 問題無く 言えるのに 。
この人には 莇 って 言われたくない 。 雑草 なんて 思われたくない 、、
それでも 名前 は 伝えなくては 。 そんな たくさん の 思い を 抱えて 。 藤川 莇 と 名乗る 。
莇 と 消え入る 様な 声で
樹莉愛
莇
樹莉愛
なんて 良い子 なんだろう 。
聞き心地の良い声
聞き取りやすい ゆっくりと 落ち着いた 声
ふんわりと目を細めて 笑う彼女
こんなに私の心に入り込んでくる彼女
咄嗟 に 思った
莇
樹莉愛
莇
莇
樹莉愛
樹莉愛
莇
樹莉愛
莇
莇
莇
樹莉愛
〝 また明日 〟 と 言葉を交わした後 、 私は 浮き足立って 教室から 出ていった 。 人気者 の 仲良く出来て 、話していて 落ち着く相手を 見つけて 浮かれていた 。 浮かれている私が部活で注意されたのは 言うまでもない
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