藍月
申し訳御座いません 。 前回のところ、
失礼します 。 が 失恋します と
なにやら訳ありでした 、、、、笑
夜の場合たまにあるんです 。
申し訳ないです 、 大目に見てください ..
失礼します 。 が 失恋します と
なにやら訳ありでした 、、、、笑
夜の場合たまにあるんです 。
申し訳ないです 、 大目に見てください ..
莇
あれ 、えっと .. 林 さん 、
まだ 居たんだ 。 てっきり とっくに
帰ったんだと .. ..
まだ 居たんだ 。 てっきり とっくに
帰ったんだと .. ..
樹莉愛
まぁ 、前の学校 で 放課後の教室から見る
景色 好きだったんです 。 だから 此処でも 見れたら なぁ って 思いまして .. 夕陽 には 未だ 少し 時間 ありますけど 、、
景色 好きだったんです 。 だから 此処でも 見れたら なぁ って 思いまして .. 夕陽 には 未だ 少し 時間 ありますけど 、、
前の学校が相当好きだったんだろう 。今までにないくらい 、満面の笑み じゃないのに 林さん が 輝いて見えた 。美人 な 顔 してるから てっきり 大人っぽい 笑顔 を するのかと思ってたら 、こんな 幼い 笑顔をするんだ 。 と うっかり 見惚れてしまう 。話しかけられているのにすら 気付かず 、
樹莉愛
.. ぁの 、 ?
莇
!! 御免 っ 、 ぼーっと してて ..
樹莉愛
いえ ゞ 全然 。 御名前 呼べば
良かったんですけどね 、
良かったんですけどね 、
莇
そうだよね 。 私 藤川 、 藤川 .. ぁ 莇 、
あれ 。苗字 までは 問題無く 言えるのに 。
この人には 莇 って 言われたくない 。 雑草 なんて 思われたくない 、、
それでも 名前 は 伝えなくては 。 そんな たくさん の 思い を 抱えて 。 藤川 莇 と 名乗る 。
莇 と 消え入る 様な 声で
樹莉愛
藤川 サン .. ですね 、
莇
うん 。 そーだよ 、
隣の席なのに 自己紹介 しなくて ごめんね
隣の席なのに 自己紹介 しなくて ごめんね
樹莉愛
全然 。 私が 御名前 聞けば 良かった ので
なんて 良い子 なんだろう 。
聞き心地の良い声
聞き取りやすい ゆっくりと 落ち着いた 声
ふんわりと目を細めて 笑う彼女
こんなに私の心に入り込んでくる彼女
咄嗟 に 思った
莇
.. 仲良く 、 したい
樹莉愛
!
莇
こんな 地味 な 私 だけど
莇
話しかけたり 仲良くしても 良い ?
樹莉愛
勿論 です !! 私 も 仲良くしたいです !!
樹莉愛
その .. 沢山 話しかけても
いいですか .. ?
いいですか .. ?
莇
うんっ 。 ありがとう 。
.. ぁ 、 部活 。
.. ぁ 、 部活 。
樹莉愛
部活 ですか 、 頑張ってください 。
明日 沢山 話しましょう
明日 沢山 話しましょう
莇
.. へへ 、 うん 。
莇
じゃあ
莇
〝 また明日ね 〟
樹莉愛
〝 また明日です 〟
〝 また明日 〟 と 言葉を交わした後 、 私は 浮き足立って 教室から 出ていった 。 人気者 の 仲良く出来て 、話していて 落ち着く相手を 見つけて 浮かれていた 。 浮かれている私が部活で注意されたのは 言うまでもない







