テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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雨が降る。×も降る。

第135話 - 総司編第16話　　そりゃあ崩れるよね

2024年07月14日

#新選組

#歴史創作

#BL(？)

メンアノ！

中の人

いやぁ

中の人

ここのネタが無くなってきた

仲成

ならやめろよ

中の人

やだね！

仲成

はぁ？

中の人

ま、始めるかー

次の日の朝

市村辰之助

沖田さーん、朝御飯持ってきましたよー

沖田総司

あ、ありがと…

今日は何か目覚めが良かった

…何でだろうか

市村辰之助

あ、オレ土方さんに呼ばれてるので、行きますね

沖田総司

あ、うん

辰之助くんは退出した

僕は朝御飯を食べることにした

幸い、食欲はある

沖田総司

………

僕は漬け物を口に運ぶ

沖田総司

……

沖田総司

ま、そうだよ、ね

まだ味覚はなかった

完璧に無かったわけではないが、箸が進まない

塩一欠片に一升分の水をいれたみたいだ

……一升はお酒の量か

沖田総司

………

沖田総司

食べれそうにないな…

沖田総司

僕、どうしちゃったんだろ…

沖田総司

………

市村辰之助

すみません、土方さんの話が長引いちゃって…

市村辰之助

あ、もう食べない感じですか？

沖田総司

あ、う、うん……

市村辰之助

それでは、片付けてきますね！

沖田総司

き、気をつけてね…

辰之助くんはバランスを崩しかけながら出ていった

……大丈夫かな

沖田総司

……辰之助くんは少しお茶目なところ多いのかな？

伊東甲子太郎

総司君、いるかい？

沖田総司

うわっ！？

急に甲子太郎が部屋の外から声をかけてきた

沖田総司

あ、い、いる、けど…

伊東甲子太郎

あー、良かったー

伊東甲子太郎

実は話があってね

沖田総司

？

伊東甲子太郎

少しだけ、ここに入っていいかい？

沖田総司

い、いい、けど…？

急に何のようなのだろう

甲子太郎が部屋に入ってきた

伊東甲子太郎

ちょっと重要な話なんだけど

伊東甲子太郎

明日、ここに医師がくるんだ

沖田総司

う、うん？

伊東甲子太郎

それで、皆の体調を見てくれるんだけど…

伊東甲子太郎

……大丈夫？

沖田総司

え、何が……？

伊東甲子太郎

いや、体調とかでさ、別部屋に行けるかなぁって

沖田総司

た、多分大丈夫だとおもうよ

沖田総司

……明日にならなきゃ分からないけど

伊東甲子太郎

ま、まあ、また明日聞いてみるね

伊東甲子太郎

もし体調優れなかったらこの部屋に呼ぶから

沖田総司

え、でもそれじゃあ迷惑に…

伊東甲子太郎

病人、ではないかもだけど、元気がない人に歩かせるのは危険だからね

伊東甲子太郎

安全が一番だよ

沖田総司

そ、そっか……

伊東甲子太郎

ま、元気出して

伊東甲子太郎

いつか体調が優れる時が来るさ！

伊東甲子太郎

結局時間が解決してくれることがあるからね

沖田総司

そ、そうだよね……！

伊東甲子太郎

そうだよ！

伊東甲子太郎

それじゃあ、明日もここに来るからね

沖田総司

分かった……！

こうして、甲子太郎は出ていった

沖田総司

……

沖田総司

苦手なんだよなぁ、あの人

共感できる人、いるだろうか

何というか、あの雰囲気が苦手…

人によっては好き嫌い分かれそう…

沖田総司

まあ、甲子太郎も甲子太郎なりに頑張ってるんだろうなぁ……

そう僕は独り言を呟く

ｶﾞｯｼｬｰﾝ

沖田総司

！？

急に廊下から何かが落ちたおとが聞こえた

市村辰之助

うわわわ！！すみません！！

伊東甲子太郎

いや、大丈夫だよ、怪我はない？

市村辰之助

怪我はありませんけど…

市村辰之助

あー、すみません！

沖田総司

………

沖田総司

バランス悪かったもんなぁ…

土方歳三

……何してんだよ

沖田総司

あ、土方さんの声だ

市村辰之助

ｧｯ、土方さんｯ！？

市村辰之助

す、すみません！！オレの不注意で…！

土方歳三

いや、良いんだが…

土方歳三

……総司、結構残してるな

伊東甲子太郎

仕方ないじゃないですか

土方歳三

……そうだが…

土方歳三

無理して食うなって言ったのも私だが…

市村辰之助

す、すみません！

土方歳三

何で謝るんだよ

土方歳三

まあ良い、立てるか？

市村辰之助

あ、はい…

沖田総司

……何の話してるんだか

仲間

「───w」
『───！！』

近藤勇

──はぁ

永倉新八

元気がないですね、近藤さん

近藤勇

あ、新八？

近藤勇

新八の敬語って何か、むずむずするね

永倉新八

あ、ならタメにします？

近藤勇

……言いやすい方で良いよ

永倉新八

……

永倉新八

近藤さん、最近悩んでる？

近藤勇

悩んでる……か

近藤勇

悩んでない、と言ったら嘘かな

永倉新八

やっぱり、山南さんのこと？

近藤勇

……

近藤勇

総司のことの方が大きいかな

近藤勇

死んだ人なんて思い詰めても意味ないし

永倉新八

………

永倉新八

近藤さんはお人好しだね

永倉新八

そんなんだといつか騙されそう

近藤勇

……そうかな

永倉新八

あと、嘘すぐバレるからね

永倉新八

今、大体の人が近藤さんと沖田さんを心配してる

近藤勇

……

永倉新八

できるだけ無理しないでね

永倉新八

オレ達は仲間だし

永倉新八

………

わしは気付いていた

気付きたくなかった

本当は嫌われている

恨まれている

永倉新八

彼もその一人だ

わしのことを嫌っている

ただ、それでもわしのところにいてくれる

それは多分だけど

近藤勇

───わし達がやってることって、正義なのかな

永倉新八

っ！

永倉新八

──……多分、正義だよ

永倉新八

そう、これは正義のため

永倉新八

全ては幕府のため……

………

方向性は違っても、目的は同じ

始めは皆、同じだったのにな

尊皇攘夷の人だって、佐幕攘夷の人だって

はたまた全世界の人だって

───幸せになるために産まれてきたのにな

中の人

あと何人闇を書けば良いんだ？

仲成

知らねぇよ

中の人

鉄之助は飛ばしといて…

市村鉄之助

え…

中の人

四人？

中の人

いや、三人か？

仲成

だから知らねぇって

仲成

ってか、本編全く進まねぇじゃねぇか

中の人

前半は平助が死ぬところで終わらせたい！

藤堂平助

いやもう俺役目終わってる…

中の人

え、何を言ってるんだい？

中の人

君は番外編で出てくるんだよ？

藤堂平助

あ………

斎藤一

ブラック労働…

中の人

う、うっせ！！

仲成

いやお前が一番うるせぇよ

中の人

あーー！もう萎えた！萎えた！

仲成

萎えるの意味分かってねぇだろ

中の人

はい！閉めます！はーい！

中の人

それじゃあ、またいつか！

雨が降る。×も降る。

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