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数日後
彰人
･･･。
彰人
（手錠、外されてるから部屋の中は自由に動けるけど･･･。）
彰人
（ドアも窓もやっぱり鍵かかってる･･･。）
彰人
（あるのはベッドと机とイスとやけにデカイ棚だけ･･･。）
彰人
（･･･することねぇな。）
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
彰人
ん？
ドンドン
ドンドン！！！
彰人
！？
彰人
ま、窓から･･･？
？
･･･見ツ、ケタ！
彰人
うわっ！？
彰人
な、なんだ･･･！？
？
寧々ニ頼マレテ探シ二キマシタ。
？
アナタハ、東雲彰人、デスネ？
彰人
オレの名前、どうして･･･？
？
詳シイ話ハ後程話シマス。
？
窓ヲ開ケラレマスカ？
彰人
･･･窓は開けられねぇ。
彰人
鍵がかけられてる。
？
･･･。
？
チョット、離レテクダサイ。
彰人
･･･？
？
エンジン全開･･･。
彰人
え、は、ちょっ･･･！
？
突撃ーーーーー！！！
ガッシャーン！！！！！
？
侵入成功☆ｷﾗｰﾝ
彰人
「☆ｷﾗｰﾝ」じゃねぇよ！！
彰人
どうしてくれんだよ！
類
彰人！？何の音だ！！
彰人
る、るい･･･！
？
トニカク、部屋ノ中二アル家具デドアヲ塞イデクダサイ！
彰人
わ、わかった･･･！
類
彰人、何が起こっているんだい！？
類
ドアを開けてくれ！！
彰人
･･･一先ずは、か。
？
早ク逃ゲマショウ！
彰人
逃げるって何処にだ！？
？
ワタシニ掴マッテクダサイ！
彰人
つ、掴んだぞ･･･！
？
ソレデハ落チテシマイマス！
お姫様抱っこ
彰人
なっ･･･！？
？
シッカリ掴マッテテクダサイ。
？
デハ、行キマス！！
？
エンジン全開、発射！！
類
彰人！！
類
･･･！？
類
いない、だと･･･！？
類
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして！！！！！
類
･･･。
類
あは♪僕から逃げようとしても無駄だよ彰人♪
類
･･･絶対に見つけ出してやる。
類
待っててね、彰人♪
？？？
？
着キマシタ！
彰人
･･･ここは？
寧々
わたしの家･･･。
彰人
！？
彰人
お、お前は･･･。
寧々
･･･草薙寧々。
彰人
草薙･･･。
彰人
あ、確か冬弥と同じクラスだよな。
寧々
うん･･･。
寧々
ネネロボ、お疲れ様。
ネネロボ
イエ、寧々ニ頼マレマシタカラ！
彰人
お前が、オレを助けた、のか？
寧々
率直に言えばそう。
寧々
みんな心配してる。
寧々
特に冬弥。
ネネロボ
寧々、こはね達ニ連絡シナクテイイノ？
寧々
あ、忘れてた。
寧々
わたしは連絡してくるから待ってて。
彰人
･･･。
彰人
（･･･って、何したらいいんだ？）
ネネロボ
アナタ、ドウシテ類ニ捕マッテイタノ？
彰人
その「アナタ」っての、やめてくれね？
彰人
普通に彰人でいい。
ネネロボ
ワカッタ。
ネネロボ
デハ彰人、ナゼ類ニ捕マッテタノ？
彰人
･･･オレも正直わからない。
彰人
アイツは何を考えているか、想像つかねぇし。
彰人
けど、「オレに魅了された」つってた。
ネネロボ
･･･。
ネネロボ
ソレハ、彰人ノ体質ダト思ウ。
彰人
オレの、体質･･･？
ネネロボ
彰人ハ多分、人カラ愛サレルヨウニナル“フェロモン”ミタイナモノガアル。
ネネロボ
ミンナ、ソノ“フェロモン”ニ惹カレテシマッタノカモ。
彰人
オレのフェロモン･･･？
ネネロボ
今ハワカラナイホウガイイカモシレナイ。
寧々
お待たせ。
冬弥
彰人！！
彰人
冬弥！
こはね
東雲くん大丈夫！？
杏
心配したんだからね！
彰人
こはね、杏･･･！
寧々
あと司にも連絡したけど、反応がなかった。
冬弥
良かった、無事で良かった･･･！
杏
どんだけ探したと思ってんのー！！
こはね
あ、杏ちゃん、青柳くん！涙涙！
彰人
オレも、会いたかった･･･！
寧々
･･･。
寧々
ネネロボ。
ネネロボ
何デスカ？
寧々
･･･ううん、何でもない。
寧々
（今はこの幸せを邪魔しないであげよう。）
しかし、この後最悪な出来事が起こることになるとは
誰 も
シ
ラ
ナ
イ
おまけ
収録現場にて 彰人、ネネロボと初対面
わたし
寧々ちゃん、ネネロボの収録するから連れてきてくれないかな。
寧々ちゃん
わかった。
類くん
そういえば東雲くんはネネロボと初対面だね。
彰人くん
そういやそっすね。
寧々ちゃん
ネネロボ、こっちだよ。
ネネロボ
了解！
彰人くん
なんかすげーな。
寧々ちゃん
ネネロボにセリフ覚えさせるのはいいけど、ずっと言ってばっかりなの。
ネネロボ
演技楽シイ！
ネネロボ
ズット言エル！
寧々ちゃん
わ、わかったから･･･！
彰人くん
（･･･ちょっと興味でてきた。）
彰人くん
なぁ、収録終わったらそのロボの話聞かせてくれないか？
寧々ちゃん
え？別にいいけど･･･。
類くん
なら僕も参加するよ。
類くん
なんせ、このネネロボを造ったのは僕だからね。
わたし
わたしも一緒にいていい？
寧々ちゃん
いいよ。
寧々ちゃん
多分わたしよりも類のほうが沢山話すと思うから。
わたし
それじゃ、早めに終わらせられるように早速収録しよう！
収録終了後、みんなで沢山話した。
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