私は必死で探した
みんながどこへ行ったのか
ヤマタノオロチはどこへ行ったのか
必死で瓦礫の中を探した
真っ暗闇の中、見つかるはずも無いのに
日が昇るまで探し続けた
私は立ち尽くしていた
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
視界がぼやける
涙が頬をつたって落ちる
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
膝から崩れ落ちる
ミスターブラック
ミスターブラック
知らない男
知らない男
男が駆け寄ってくる
知らない男
知らない男
ミスターブラック
知らない男
知らない男
ミスターブラック
知らない男
知らない男
ミスターブラック
ミスターブラック
知らない男
知らない男
知らない男
知らない男
ミスターブラック
知らない男
ミスターブラック
知らない男
ザッザッザッザ
その後再び何人か人がやって来て
連れて行かれた
その時の記憶は無く
あまり覚えていない
あの後病院に連れて行かれた
大した怪我はしていなかったので
すぐに家に帰ることができた
それから1週間
私は何かをする気力も無く
寝て食って寝る
ただそれだけの生活をしていた
さらにしばらく経った頃
銀さんのお婆さんから電話が来た
葬式に参加して欲しいという電話だった
銀さんのお婆さん
銀さんのお婆さん
ミスターブラック
ミスターブラック
銀さんのお婆さん
銀さんのお婆さん
銀さんのお婆さん
銀さんのお婆さん
銀さんのお婆さん
ミスターブラック
他のメンバーは
遺体が残っていなかったり
親族がいなかったり
いたとしてもメンバーの事を殆ど知らないであろう親族しかいなかったり
だから
葬式に参加したのはこの1回だけだった
それから私はまた
1人になった
こんな悲劇は起こらなかったかもしれないのに
私がいれば…こんな事は起こらなかったかもしれないのに…
私のせいで…私のせいで…
毎日ベッドの上でうずくまり
泣き続けた
ミスターブラック
こんな日々が永遠に続き
すまない先生達が戻ってくる事は無いと思うと
本当に…本当に…
苦しい…
3ヶ月が経った頃ある考えが頭をよぎった
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
それから私は、学校へと向かった
ようやくこの苦しみから解放される
やっと…
やっと…
…
どうしてこんな事になってしまったのでしょう
柵に足をかける
解放へと向かう
この苦しみから…解放される…
ミスターブラック
ミスターブラック
屋上から私は飛んだ
私は地面へと落ちていく
これで終わりだ
ようやく…
???
???
???
ミスターブラック
ミスターブラック
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