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wr×2　短編集

第21話 - 底知らぬ孤独と静寂が＿。【世界線S-913】

135

2025年03月25日

#創作

#ご本人様には関係ありません

#wr×2

#mzyb

Ryu.　@低浮の極

ちょいグロ？黒さんが可哀想スタート↓

ﾊﾟｧﾝｯ

耳を劈いた銃声に、

驚きを隠せず足を止める。

♟⚔️

ぁ、え、...、？

🐽🧣

ぐふ...、ｯﾞ（吐血

♟⚔️

ト、赤氏、？な、なぁ、おい、？

🐽🧣

黒、さ...ｯﾞ、

🐽🧣

俺ﾞ、もぉﾞ、むり、やわぁﾞ...、（儚笑

♟⚔️

やだ、やめて、置いていかなぃﾞで...ｯﾞ

ｷﾞｭｩｯ

🐽🧣

黒さんﾞ、の、とな、りﾞ、に居れ、て、良かった、です...、ｯﾞ

♟⚔️

赤氏、？なぁﾞ、返事、してくれよ...ｯﾞ

🐽🧣

.........、

あいつは笑顔で死んでいった。

ただその冷たい体温が、

脈の無い腕が、鼓動が止まった心臓が、

俺を絶望へと突き落とした。

俺はこの戦争で、

二人を残して、幹部を全員亡くした。

♟⚔️

は~ｯ、ひゅｯﾞ、かひゅぅﾞｯ、はひゅﾞ、ｯ（泣

😇️🩵

黒、落ち着いて...、ｯ

😇️🩵

深呼吸、...ｯ、ほら、吸って、吐いて、

♟⚔️

すぅ~ｯﾞ、けほ、はぁﾞｯ、ひゅｯﾞ、

あれから俺は、定期的に過呼吸を起こしてしまう。

空が奇跡的に生きていたおかげで、

死なずには、済んでいるが...

正直な気持ち、死んでもいいんじゃないか、って...

身勝手に受けた戦争で、

幹部をほとんど殺してしまったも同然。

俺が生きている資格なんて、

あってもいいのかな...って。

😇️🩵

...、落ち着いた、？

♟⚔️

...おう。

🐶💜

...大丈夫か？

🐶💜

そろそろ俺も、また旅に出にゃならん。

♟⚔️

......、ｯ（震

😇️🩵

...黒、大丈夫。

😇️🩵

俺も居るからね。

♟⚔️

ぅん...、ｯ

怖い、怖いよ。

俺の目の前から居なくなると、

もう帰って来ないかもしれないって、

どうしても思っちゃって。

♟⚔️

は、...ｯ、ふぅﾞ...ｯ

😇️🩵

...、ｯ、大丈夫、大丈夫...ｯ（抱

そう言って抱きしめてくれた空は、

きっと俺よりも、震えていた。

今まで1番藤の近くに居て、

1番近くで藤を見てきたから。

彼が仲間のためなら命すら投げやれることを、

知っているから。

🐶💜

...、行ってくるな。

♟⚔️

...、行ってらっしゃい。

😇️🩵

...、ま、待って、...ｯ

🐶💜

...、！どうした、空。

😇️🩵

絶対、帰ってくるよね、？

🐶💜

......

😇️🩵

居なくならないよね、？置いて、いかないでね...ｯ？（泣.抱

♟⚔️

...、

🐶💜

...、黒もおいで。

♟⚔️

......！ん、ｯ！（抱

🐶💜

ふふ、...俺は絶対に帰ってくるから。

🐶💜

それまで、元気に待っててくれ。

😇️🩵

...、分かった、

♟⚔️

二人で待っているゾ！

🐶💜

ふふ...、行ってきます。

藤の任期は、今までよりも少し長くなってしまったようで、

一度離れてしまうと、年単位で会えなくなった。

インカムや手紙で話せたものの、

「そばに居ない」という感覚は、

いつまで経っても消えなかった。

😇️🩵

.........

物静かな医務室で、

カチカチ、とキーボードの音だけが響く。

...彼らが居た頃は、

頻繁に内ゲバで来ていたのに。

今やもう、そんなこともない。

苦しい、辛い、寂しい。

そんな負の感情に、自分が支配されていく気がした。

😇️🩵

......、ｯ（泣

😇️🩵

うぅﾞ...ｯ、やだよぉﾞ...ｯ、（泣

😇️🩵

置いて、行かないでよ...ｯﾞ（泣

昔から、周りが居なくなるのが嫌だった。

人の温もりが好きだった。

たとえその人が自分を嫌いで虐めてきても、

俺は「虐めないで」よりも、

「虐めてもいいから俺を見て」だった。

きっと嫌いになるのは、

俺の事をよく知ってくれているからなんだって。

だから、離れないで欲しかった。

独りぼっちになった時の冷たい感覚が、

俺は苦手だった。

一方その頃...

♟⚔️

～、ｯ、...はぁ、...ｯ

息が苦しい...

また過呼吸、？頻度高くなってる...

♟⚔️

ひゅﾞｯ、けほ、かひゅぅﾞｯ、ひゅ~ｯﾞ

柳

どうも〜、世界線定期検査に...って、

柳

グググ、黒さん！！？

♟⚔️

げほｯ、はひゅうﾞｯ、ひゅ~ｯﾞ、ひゅ~...ｯﾞ

柳

ど、どうすれば...

...困っとるようじゃの。

柳

ぇ、閻魔様ｯ！？

とある者達に頼まれてきたんじゃがの...
こやつはどうしたのじゃ？

♟⚔️

けほッ、かひゅﾞ...ｯ、は、ひゅうﾞ...、ｯ

頭が、クラクラする...

柳

急がないと酸欠に...ｯ、

ちょいと待っておれ。

“＿＿＿＿＿＿＿”。

♟⚔️

ぁﾞ...、ｯ？

ぁ、意識が...、？

♟⚔️

ｽﾋﾟ~...ｯ、ｽﾋﾟ~...ｯ

柳

はぁ...良かった...

はっはっは、
あやつらも大変よのう。

柳

あやつら、？

赤とかいうやつらじゃ。
12ほどおったかのぉ？

柳

あぁ、なるほど。

柳

“天地裁判”の時ですかね？

そうじゃな。

あやつらは無事に天へ送ったぞ。
今頃、霰が対応しとるわ。

柳

そうですか。

っと、医務室？とやらに運べばええのよな。

♟⚔️

ｽﾋﾟ~...ｯ、ｽﾋﾟ~...ｯ

...顔がええんじゃのう。

柳

自分も思います...

♟⚔️

んん...、ｯ（ｷﾞｭｯ

む、？

♟⚔️

誰、ぇ...、？

我は閻魔じゃ。

♟⚔️

あった、かぁい...、（寝

...今のは寝言か？

柳

寝ぼけてただけでしょう。

柳

ほら、早く連れていきますよ。

柳

過呼吸の周期が、
前より早くなってます。

柳

お〜い、空さん？

😇️🩵

！柳さん...ｯ！と、？

今は名乗れぬ。が、
我は閻魔じゃ。

こやつ、苦しそうにしておったぞ。

♟⚔️

ｽﾋﾟ~ｯ、ｽﾋﾟ~...ｯ

😇️🩵

ｯぁ、ありがとうございます...ｯ！

😇️🩵

そっちのベッドに、
下ろしといてくれませんか？

ふむ、ここか。

閻魔大王って知ると、威圧感が...

優しそうな方だけどな...

柳

“黒の過呼吸周期が進行”...っと。

柳

自分は調査が終わりましたので...
ほら、閻魔様も帰りましょう。

ふむ...あやつらにも言わねばならぬしな。

...精進しろよ。
我もたまに見に来ちゃるわ。（微笑

😇️🩵

...、！はぃ、！

柳

結局、そんな長居する意味も無かったんじゃないですか？

わっはっは、暇になったとこじゃったからええんじゃ。

柳

赤さん達もお人好しですね...

...、そうじゃのう。

🐽🧣

“俺たちが忠誠を誓った総統様やねん。”

🐽🧣

“危険な目にあった時、守ってやった。”

🐽🧣

“でも今は守ってやれない。”

🐽🧣

“あの人は上に立つ者として、”

🐽🧣

“人の寄りどころになっていたけれど、”

🐽🧣

“あの人の寄りどころは、まだ無いんだ。”

🐽🧣

“俺らが作ることも出来ない。”

🐽🧣

“頼む、閻魔大王。”

🐽🧣

“俺たちの願いを、背負ってくれないか。”

......、

あんなこと言われちゃぁ、

守ってやらんと申し訳ないじゃろ...

良い仲間を持ったものだな、grとやら。

この世界線は個人的に好き。書いてて楽しかったわ☆ 𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ＿＿＿

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3件

良... すきです、、grさんの過呼吸とかほんと助かる😭💕 snさんかわいいねぇぇえぇ！！！！（ niさんしっかりしてる...流石っすわ、、帰ってきた時は近くにいるからきっと心の支えになってるんだろうﾅ... この世界線好みすぎる、、‼️ やっぱ天才ですね！！？✨ 次のはあそこですか、、ぇ。めっちゃ気になる... 全力待機しときますぜ‼️✌️^^

Ryu.　@低浮の極

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