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主
主
主
嫌われ者の俺
主
主
ご本人様には関係❌ 地雷の方はここでバック キャラ崩壊にご注意を…
バタンッッッ!!!
イラつきをぶつけるように、思いっきりドアを閉めた。
いるま
いるま
どれだけこう思っていても、言葉にすると誰も見向きをしなくなる。
俺だけがひとり、世界の端っこに取り残されたような感覚に陥る。
いや、それは元からか。
いるま
いるま
生まれからあるこの独特な声。
悪い意味で周りを引き寄せていた。
『"個性的"で素敵だね』
『君"らしくていい"と思うよ』
そんな言葉は飽きるほど聞いてきた。
なんで自分のこの声が嫌いなのか?
もはや嫌いすぎてよく分からなくなってきた。
いるま
いるま
やっぱり、人は簡単に信じるものじゃない。
俺がこの声のことで悩んでいた時、まだ俺らは小学生だった。
小5とは言っても、俺は声変わりの途中。
いるま
なつ
なつ
いるま
なつ
なつ
なつ
なつ
いるま
いるま
なつ
いるま
なつ
なつ
いるま
いるま
なつ
なつ
なつ
なつ
いるま
いるま
いるま
なつ
なつ
いるま
信じちゃいけないってわかっているのに、安心する。
こいつだけは信じてみたい。
いるま
なつ
いるま
なつ
いるま
なつ
いるま
そのとき俺たちは、固く指を交わせた。
こんな日がずっと続くと思ってたんだ。
いるま
いるま
いるま
そう言って起き上がると、俺の足は鎖に繋がれたように、重く動き出した。
憂鬱な気持ちで靴の紐を結び直す。
ガチャ…
ドンッ
いるま
立ち上がると、体全体に衝撃が走り、瞬時に立ち上がる。
いるま
その瞬間俺は、息を飲んだ。
いるま
すち
すち
そう、そこにいたのは、
声に嫌われている俺にすら嫌われている、可哀想な、
すちの姿だった。
いるま
すち
いるま
すち
すち
いるま
すち
いるま
すち
すち
いるま
すち
いるま
いるま
いるま
すち
いるま
いるま
いるま
いるま
すち
いるま
いるま
すち
すち
バタンッッ
すち
今日もまた俺は、
人を嫌いになる。
次回予告‼️
主
主
主
主
♡2000!
主
主
主
主
コメント
4件
📢くん大変そうだけどやっぱりこういうの好きだわ(((殴 続き楽しみ🫶🏻
んわつづきがたのしみすぎてる、、