貴方達には 必要ないですよね

みんな 気づいてるはず … 、 なのに

誰も 返事 は してくれない

暗い声 で 言う のあ さん

きっと ここ に るな が いるから … 。

誰も 何も 話さない

きっと るな が いるから

のあ さん は 少し 震え気味 の 声 で 返事 を してくれた

学校 に 行きたくない です … 、

だって … 、 また " やられる " から

学校 に 着いた

もう 教室 の 前

るな は 一呼吸 した

自分 を 少し でも 落ち着かせた

そうでも しないと るな が 壊れちゃうから

みんな に 心配 も かけたくない

… これ以上 迷惑 も かけられない

教室 の ドア に 手 を かける

頑張れ るな

ばっしゃーん

そんな 大きな 音 が 教室 に 響き渡る と 同時に るな は濡れた

そんな会話 が るな の 前 で 繰り広げられる

るな は 何 も してない … っ、

そんな抵抗 を する 気力 は るな には もう なかった

できることならそうしたい …

でも … 、 でも … っ

カラフルピーチ の みんな に 迷惑かけちゃう …

クラスメイト の 誰か が そう言った

そんな クラスメイト の 声 と ともに るな は 教室 の 、 ど真ん中 で 土下座 を した

なんもしてないのに … ね

そういう 彼女 が るな は 怖い

彼女 が 近づいてくる

るな だけ に しか 聞こえない声 で 言う