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なつめぐ
仕事終わり
いつもなら真っ直ぐバーに向かっていた足は
1歩ずつ家に向かって進んでいる
消太に秘密があると知ってから数日、私は一度もバーに行っていない
いつも会いたかったあいつは
今、会いたくない人になってしまっている
それでも顔が浮かんでしまうのは彼の事を好いているからなのだろうか。
それとも慕っているからなのだろうか。
理解したくない感情に悩まされていた。
ルカ
美月
ルカ
ルカ
美月
ルカ
私はルカさんの気迫に押されていつものバーに来てしまった
消太が居なかったのは良いものの、今会ってしまうのは避けたい
美月
ルカ
ルカ
会いたくないという気持ちに少し紛れていた 『それ』に気づかれて
少し顔が赤くなってしまった
美月
ルカ
ルカ
ルカさんに勧められるままお酒を嗜み続け、意識を失いそうになっていた頃
聞き覚えのある低い声が聞こえてきた
その声は
私の頭のすぐ上から発せられていて
少し怒ったような口調だった
美月
猛烈な頭痛と共に目が覚めた時
私の目に最初に入ってきたのは見たことのない天井だった。
美月
外は暗く、星と月が輝いていた
そんな星達に照らされ、私は1人ベッドに座っていた
何処にいるのか分からない不安に駆られながら
相澤消太
不意に聞こえたその声は
意識がなくなる前に聞いたものと同じだった
美月
彼の姿が、彼の声が
彼の匂いが、彼の雰囲気が
私に安らぎを与える
不安から私を解放してくれる
それは昔から変わらない事だった
相澤消太
相澤消太
相澤消太
美月
美月
相澤消太
相澤消太
彼がじりじりと距離を詰めて
触れ合える距離になった時
彼は止まり、私の両頬に手を当てた
相澤消太
コメント
6件
遅くなってごめん私はこれを求めていた
なんだかえっっっっっっ
ウォッカギブソンのカクテル言葉は『隠せない気持ち』です。R18はないので安心してみてね