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奈央
『最強暗殺者の幻想入り』
奈央
隼人
一歩、また一歩と血を流しながら路地裏を歩いていく
隼人
隼人
隼人
振り返ると、俺が歩いてきたところに血痕が残っている
隼人
腹や肩には無数の刺し傷や銃傷ができており
頭からは大量に出血している
隼人
正直、もう分かってる
帰っても俺の居場所などないことは
そもそも無事に帰れるかすらも怪しい
隼人
俺は路地裏でうつ伏せに倒れた
隼人
目の前が暗くなっていって、呼吸が荒くなる
隼人
霧の湖
隼人
いつの間にか目の前の景色が変わっていた
隼人
テクテク
近くで足音がする
え!?ひ、人ですよね‥?
だ、大丈夫ですか!?
隼人
顔を見ようと思ったが、体はそれを否定してきた
とにかく紅魔館に運ばないと…!
それが最後に聞こえた言葉だった
そこから俺の意識は闇に落ちて行った____
隼人
俺は何故か生きていた
痛みで顔を歪めながらも体を起こす
それと同時に、部屋の扉が開く
咲夜
そいつは銀髪にメイド服を着ていた
咲夜
咲夜
隼人
俺はただ無言でそいつを睨む
俺がいたところでは、見知らぬ相手に自分のことを話すなど 命を捨てるようなものだったから
咲夜
咲夜
咲夜
咲夜
隼人
俺は驚いた
目の前のこいつが、自ら自分のことを話し出したから
咲夜
隼人
咲夜
咲夜
隼人
俺は迷った
まだ会って数時間(のはず)のこいつに言っても大丈夫なのかと
咲夜
咲夜
隼人
そいつ…十六夜が言った言葉は、妙な説得感があった
気づいたら俺は
隼人
自分の名を口にしていた
もう二度と、自分の口から出すことはないだろうと思っていた名前
咲夜
咲夜
隼人
そう言って、十六夜は部屋から出て行った
隼人
俺は改めて自分の状況を把握しようとする
だが
隼人
頭の痛みでそんなものはできるはずがないと思い知らされる
十六夜が話しているときも、ずっとこの頭痛は襲ってきた
隼人
俺はベットに倒れこむ
隼人
俺がベットに横になっていると、部屋の扉が開いた
レミリア
隼人
入ってきたのは、背中に羽が生えた小学生くらいの少女だった
レミリア
レミリア
隼人
レミリア
レミリアはそう言って、とんでもないことを言い出した
レミリア
隼人
俺は思わず声が出た
こいつらには警戒心がないのかと心底呆れた
レミリア
隼人
レミリア
レミリア
レミリア
隼人
考えてみればそうだ
こいつは見た目的に吸血鬼だろう
今の俺じゃここで生きるのも難しい
隼人
レミリア
レミリア
レミリア
隼人
レミリア
そう言ってレミリアは部屋を出て行った
隼人
流石に俺も疲れた
寝れば傷も治るだろうと思い、俺は早々に眠りに入った